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ノパ⊿゚)は問いかけるようです


125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/02(水) 22:37:17.33 ID:gAeYBMlnO [4/10]
だ が 投 下 す る

――ノパ⊿゚)は問いかけるようです――



('∀`) 「帰ってきたら結婚しよう」

ノハ*゚⊿゚) 「ああ、必ず。待っているぞ」

―――そう私と約束し、彼が戦場に向かったのは、丁度2ヶ月前のことだ。

そして今、私の目の前に帰ってきたのは。

ノハ;⊿;)

汚れと血にまみれたドッグタグと、黒焦げになった、彼の左腕。

それだけだった。


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/02(水) 22:39:27.21 ID:gAeYBMlnO [5/10]

( ´_ゝ`)「…あいつは前線で砲弾の直撃を食らいました」

(  _ゝ )「即死だったと…苦しまずに死ねたと。俺は、そう信じています」」

彼の友人と名乗る男の言葉を背に、
私は彼の一部を、ゆっくりと胸に抱いた。

ノハ-⊿-)

彼の亡骸と呼ぶには余りにもお粗末なそれに、もはや温もりは残っていない。

彼の友人曰わく、「原型が残っていた部位はこれだけだった」らしい。

だとしても、これは私が愛していた彼なのだ。
そう、どんなに悲惨な姿で帰ってこようと、これは間違いなく、彼なのだ―――。


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/02(水) 22:43:42.43 ID:gAeYBMlnO [6/10]

('A`) 「万が一俺が死んで、遺体がお前の下に届いたら」

('A`) 「その時は、骨になるまで焼いてくれ」

2ヶ月前、冗談だと思って聞き流していた言葉が、まさか本当になるとは思っていなかった。

目の前で揺らめく炎、その中で焼けてゆく彼を見つめながら、私は呟く。

ノパ⊿゚) 「なぁドクオ。お前は本当に、苦しまずに死ねたのか…?」

当然ながら、答えは帰ってこない。
それでも、問いかけずには居られなかった。

私は、彼は唯一の遺品であるドッグタグを握り締め、彼に黙祷を捧げる。

ノハ-⊿-)

―――将来を約束した男の焼けてゆく臭いと、
微かな灰色の煙が、真っ青な空にゆっくりと溶けていった。


おわれ

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