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川 ゚ -゚)は動かないようです


538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:14:26.88 ID:jDIaQ1J60 [5/31]
   ……カタカタカタ……

             ……ピッ……ピッ……

       ……カチッカチカチッ……

                   ……ピッ……ピッ……

暗い部屋の中に無機質な音が響き渡る

「あの日」から五年が経つこの部屋の住人は

全てを拒絶するかの様に外の世界を嫌って過ごした。

窓は閉め切れ、それどころか雨戸すら動かされた形跡はない。

その上にカーテンも締め切られ、陽の光は一切届かない。

熱だけが壁と窓を通して伝わり、辛うじて昼である事を認識できるぐらいだ。

ここまでの流れだと、部屋の中は荒れ放題だと思われるだろうが

意外と部屋は綺麗で、むしろ何一つ変わってはいない

そう

「あの日」からこの部屋の時は止まってしまったのだ。

540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:15:09.15 ID:jDIaQ1J60 [6/31]





川 ゚ -゚)は動かないようです





541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:15:51.61 ID:jDIaQ1J60 [7/31]
('A`)「……」

彼はこの部屋の主。

株とFXで生計をたてる、よく言うデイトレーダーという奴だ。

元々彼はバリバリの証券マンだった

年収1000万over、所謂人生の勝ち組と言われるところにいた人間だ。

忌々しい「あの日」が来るまで、の話だが。


この部屋は都心部に近い郊外の高級マンションの最上階。

3LDKの広々とした間取り、開放的なリビング

機能的なバスルーム、ダイニングキッチン、全てが完璧といっても過言ではない。

しかし彼は、この広い部屋の全ての窓を閉ざし、過ごしている。

昔はそんな事は無かった。

学生時代から彼には人望があったので

放っておいても一日おきには必ず誰かが訪ねてきていたからだ。

それも「あの日」から全てが変わってしまった。

542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:16:49.49 ID:jDIaQ1J60 [8/31]
かたん

('A`)「懐かしいね……」

蛍光灯の光に輝く写真立てを片手に、彼は呟いた。

そこに映るのは旅先で笑顔を見せる、幸せそうな家族。

('A`)「これを君と撮ったのが六年前。
    ……そして丁度今日で「あの日」から五年が経つんだね。」

        ぽた
              ぽた

頬を伝い、落ちた水滴が写真立てのガラスに透明なドームを作る。

彼は机の上に置いてあるちり紙を取って拭き取ろうとする

が、ふき取るたびにガラス面には新たなドームが形成されていく。

( ∀ )「本当に僕は馬鹿だなぁ……。写真立てを置けばいいんじゃないか。」

震えるてでそっと、そっと写真立てを元の場所に置くと

彼は風呂場に向かった。


545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:18:43.70 ID:jDIaQ1J60 [9/31]
全てを洗い流すかのように、彼はシャワーを浴びると

湯船につかり、広々とした浴槽の中で体育座りをし身を潤していく

('A`)「……久しぶりにオナニーでもするか」

ふわふわと浮かぶ愚息に手をかける

が、悲しい事にぴくりとも動かない

( ∀ )「そりゃそうか。動く訳もないよな。」

つつ、とまた涙が頬を伝う。

かけてあるタオルを取り、体を拭き、

髭を剃り、眉を整える。

30代半ばとは思えない精悍な顔立ちが鏡に映る。

しかし、その顔とは裏腹に、眼には光が無かった。

綺麗に洗濯されたスーツに腕を通すと、彼は病院に向かった。


546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:19:47.99 ID:jDIaQ1J60 [10/31]
('A`)「すみません、ショボン先生をお願いします」

病院に着いた彼は、受付で担当医をよびだした。

(´・ω・`)「どうされましたか。」

診察室に通され、医師が彼に話しかけた。

彼はカバンから一枚の紙を取り出すと、医師に手渡した。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


8年前、彼は友人に誘われ同窓会に出かけた。

勉強も出来、スポーツも出来、活発で明るい。

そんな学生時代を過ごした彼に友人が少ないわけもなく

勿論出会いも多かった。

しかし、仕事を始めるまで極度の女性恐怖症だった彼は

その出会いを無碍にしてしまう事が殆どだったのだが……。

('A`)「みんな元気してるのかな」

( ^ω^)「僕の知ってる限り、みんな元気だお。おっ、この店だお!」

547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:21:10.64 ID:jDIaQ1J60 [11/31]
辿り着いたのは繁華街にある居酒屋。

エレベーターに乗り、6階へ。

降りて案内された先には、彼が見知った顔が花咲かせていた。

( ・∀・)「おっ、ドクオとブーンが来たぞ!!3-Aの家宝コンビだ!!」

早速友人に発見され、ビールをピッチャーでつかまされる二人

('A`)( ^ω^)「「そうさ!俺たちは仮性包茎コンビだ!」」

爆笑の渦に巻き込まれる酒の席。

ちなみにこの仮性包茎コンビというのは学園祭で二人がした漫才コンビの名前である。

( ・∀・)「それじゃあみんなグラス持った―?せーのッカンパァァアイ!!」

飲み干されていき、続々と空になったグラスが机の上に戻ってくる

('A`)「」グゥウェフ

( ^ω^)「ちょwwwwwwwwきたねぇおwwwwwwwwww」

('A`)「ああん!?出るもんは出るんだから仕方ネェだろうが!!」

( ^ω^)「Ohwwwwwwwそれはいい事を聞いたおwwwww」ボフッブボボッ

('A`)「ちょwwwwwwwそれは酷いwwwwwwwwってかマジクサッ!ウォエッ!」

550 名前:猿怖い…[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:28:35.70 ID:jDIaQ1J60 [12/31]

川 ゚ -゚)「ホント、君たちは相変わらずだな」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、さすがに机挟んだ向こう側まで匂いが届くのは勘弁してほしいわ」

そう言って二人の女性が寄ってくる

( ^ω^)「おっ、クーちゃんもツンも久しぶりだお!」

('A`)「お久しぶりー」

ツン、と呼ばれた巻き髪の女性はブーンの学生時代の彼女

ロングヘアーのクーと呼ばれた女性は生徒会長だった

ξ゚⊿゚)ξ「あら、ドクオあんた女の子大丈夫になったの?」

('A`)「仕事柄OLさんと話す機会が多いからね、治すしかなかったよ。」

川 ゚ -゚)「ほう、ならばこれはどうだ」むにゅ

( A )「」

ξ゚⊿゚)ξ「……クー、あんた人のおっぱい使わずに自分のおっぱい使いなさいよ」

川 ゚ -゚)「そんな痴女みたいな真似はできん。」

今晩、いや今年のおかずが決定した瞬間だった。

553 名前:ありがとうございます[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:30:39.97 ID:jDIaQ1J60 [13/31]

('A`)「ハッ!」

川 ゚ -゚)「やっと気がついたかチェリーボーイ」

気が付くと彼はクーの膝の上で寝ていた

('A`)「……」クラッ

川 ゚ -゚)「その無限ループは予想済みだ」

もう一度倒れかけた彼の口にワサビ(塊)が放り込まれる。

(゚A゚)「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

川 ゚ -゚)「ほい、水。」

そう言って手渡されるビールのピッチャー

必死の形相で流し込む彼の目には彼女は鬼に見えた事だろう。


557 名前:お猿さんが強すぎて勝てない[sage] 投稿日:2010/11/24(水) 01:35:01.26 ID:jDIaQ1J60 [14/31]
トイレから帰ってきた後、盛り上がりかなり飲んだのだが

ワサビマダンテのおかげ(?)で泥酔する事もなく、足取りも軽く帰路に就いた。

('A`)「ん?ポケットになんか入ってるな」

ごそごそと彼がポケットを漁ると、一枚の紙が出てきた

[090-XXXX-XXXX クー]

('A`)「クーの電話番号か……」

恐らく彼が気絶している間にポケットに忍ばせておいたのだろう。

可愛らしい手帳の切れ端に電話番号が書かれている。

それをきっかけに二人は連絡を取り合うようになった。

同窓会がきっかけの恋愛、どこにでも有りがちな話である

560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/24(水) 01:38:20.16 ID:jDIaQ1J60 [15/31]
それから1年が経ち、二人は結婚。

結婚から一月もたたない間に子供を授かった。

なにも問題の無い、順調な家庭に見えた。

結婚一周年記念の旅行。

子供も生まれたので、忙しくなる前に。という理由だった。

行先はヨーロッパ。

各国を回り、二週間ほど楽しんだ。

買ったばかりの一眼レフでここぞとばかりに思い出を増やしていく。


家に帰れば、毎晩美味しい料理が待っている。

仕事をすれば上司に褒められ、取引先は増えていく。

子供も少しづつ育ち、

濃厚な幸せの中を泳ぐような人生。

きっと誰もが羨んだに違いない。

563 名前:2~3分位の間隔で投下します[sage] 投稿日:2010/11/24(水) 01:40:29.13 ID:jDIaQ1J60 [16/31]
運命の日まで半年。

彼はここで彼女の異変に気付いてやるべきだった。

川 ゚ -゚)「いたたたた……」

ノパ⊿゚)「ままー、だいじょうぶか―?」

('A`)「ん?頭痛か、大丈夫なのか?」

川 ゚ -゚)「ん、大丈夫。最近ちょっと頭痛が酷くてね。」

('A`)「病院には行ったのか?」

川 ゚ -゚)「いや、きっと風邪か何かだとはおもうから、しばらく様子を見てみるよ。」

('A`)「…そうか。わかった。」

頭痛。風邪か何かだろう

普通はその程度しか考えないのが当たり前である。

565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:42:15.15 ID:jDIaQ1J60 [17/31]
ノパ⊿゚)「ぱぱー、おひるもね、おかあさんふらふらしてたの」

川 ゚ -゚)「こーら、パパを不安にさせたらだめじゃないか」

('A`)「本当に大丈夫なのか?」

川 ゚ -゚)「ん、大丈夫だよ。きっと疲れてるだけさ。主婦になって家事を毎日こなしてるんだから
      肩こり、めまい、頭痛なんてのは出てきても当たり前だろう?心配するほどの事ではないさ。」

('A`)「本当にそれならいいんだが。」

本当に、そうだったなら

そうだったなら、どれほどよかった事だろうか。


568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:44:39.88 ID:jDIaQ1J60 [18/31]
運命の日の前日。

('A`)「じゃあ行ってくる。」

川 ゚ -゚)「行ってらっしゃい。っととと。」

ふらつく妻を優しく受け止める。

('A`)「最近かなりお疲れみたいだな。大丈夫なのか?」

川 ゚ -゚)「主婦というのは大変でな。これなら仕事やってた方が楽だったかもしれん。」

('A`)「……週末、久しぶりに家族でご飯でも食べに行こう。」

川 ゚ -゚)「あら、楽しみにしておこうかしら。」

何気ない会話。

ありがちな、幸せな家庭。

何も、何も問題ないはずだった夫婦の会話は

これが最後になってしまった。

571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:46:03.20 ID:jDIaQ1J60 [19/31]
(゚、゚;トソン「部長……お電話です……」

嫌に深刻な顔をした部下が電話を知らせる。

取引先の問題か?

そう言ったものを頭に浮かべながら電話に出る。

('A`)「XX証券のドクオです」

「もしもし、こちらは~署のXXです。先ほど事故がありまして~」


内容はこうだった。

娘の保育園前の横断歩道。

幼稚園の入り口で手を振っている友達を見つけた娘は道路に飛び出した。

そこに通勤途中のサラリーマンの車が突っ込み、娘は跳ね飛ばされた。

それを見た妻がショックで気絶。

二人とも病院に運ばれたそうだ。


( A )「すまん、後は任せたトソン君」

(゚、゚;トソン「は、はい!」

573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:48:28.63 ID:jDIaQ1J60 [20/31]
急いで駐車場に向かう。

駐車場に入ったらボタンでロックを解除し、位置を確認

乗りこんで愛車のキーボックスに乱暴にキーをねじ込む

向かう先は勿論聞かされた病院。

受付で名前をいい、集中治療室の前へ走る。

( A )「頼む…頼むから……」

頼むから無事であってくれ。

必死の形相で祈る彼は無意識にズボンの裾を握りしめていた

こういう時に限って時間が経つのは遅いものである

時計を30秒おきに見てはイライラしていた。

何故余裕があった今日に限って車で娘を送らなかったのか。

何故娘が轢かれなくてはならなかったのか。

575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:50:04.90 ID:jDIaQ1J60 [21/31]
そう、ここで彼は重要な事に気付いた。


 何 故 気 絶 し た だ け の 妻 が 集 中 治 療 室 に い る の か ?


川 ゚ -゚)『めまいと頭痛なんて、主婦なんだから当たり前だろう?』

めまいと頭痛

嫌な予感がする。

時の流れが更に遅くなる

   ゆっくり
      ゆっくり

流れる汗の感触が嫌に残る。



出てきた医者に掴みかかる

(゚A゚;)「家族はッ!!!家族は大丈夫なんですかっ!!!」

(´・ω・`)「…申し訳ありません。」

白衣を掴む手、いや、全身の力が無くなって行った。

578 名前:代行頼むべきだった気がしてきた[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:53:42.38 ID:jDIaQ1J60 [22/31]
娘は外傷性ショックによるショック死

即死だったらしい。

そして

妻は脳卒中だった。

半年前から出ていた頭痛は切れた血管から染みでた血液が脳圧を上げていたからで、

娘が目の前で轢き飛ばされたショックで動脈瘤が破裂、なんとか手術で命は助かった

助かったのだが

(´・ω・`)「おそらく、奥さんが意識を取り戻す事は無いでしょう」

運命とは残酷なものだ。

一命を取り留めた妻は植物状態。

心臓機能は問題ないものの、点滴による栄養補給しか生きる術が無い状態。

581 名前:代行頼むべきだった気がしてきた[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:55:30.04 ID:jDIaQ1J60 [23/31]
( A )「そ……んな……」

力が抜けた体から気力までもが抜けていく

満ちて溢れていた幸せが音を立てて流れ去っていく

(´・ω・`)「……貴方には選択権があります」

医者は一枚の紙を彼に手渡した。

安楽死についての同意書

サインをして

ハンコを押すだけの簡単な紙

彼は震える手でそれを受け取った。

583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:57:48.11 ID:jDIaQ1J60 [24/31]
次の日、彼は会社を辞めた。

その足で病院に向かい、彼は妻を引き取った。

医師と看護師が彼の部屋まで妻を運び、彼女のベッドにゆっくりと寝かせる

そして腕に刺されたままの点滴針に彼女の命綱を取りつけていく。

誰かに生かされているだけの彼女。

生気に満ち溢れていたはずの彼女は、ただゆっくりと眠っているようだった。

ひとしきりの作業を終えた医師は、彼に半年分の栄養点滴薬を手渡し、

取り換えの説明を行った。


彼は医師達が帰った後、彼女を犯した。

そして、子供のように泣いた。


綺麗に体を拭き、乱れた着衣を戻していく。

後悔のような憎悪のような

不思議な濁った感情が、彼の中を満たしていく。


「その日」から彼の部屋の時間は止まってしまった。

585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 01:59:15.84 ID:jDIaQ1J60 [25/31]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


彼は部屋に戻ってきていた。

医師と看護師と、三人で部屋に戻ってきたのだ。

(´・ω・`)「…大事になさってたんですね。」

何一つ不潔なところが無い彼女を見て、医師が呟いた。

('A`)「ええ、自慢の妻"でした"からね。」

彼もぽつり、医師に呟き返した。

(´・ω・`)「それでは、始めさせてもらいます。」

元あった栄養点滴のチューブを外し、点滴スタンドを片づけていく。

そして、点滴用の注射針を抜き、綺麗にアルコール消毒を始めた。

医師がカバンから取り出した小瓶。

その蓋をあけ、注射器で中身を丁寧に吸いだしていく。

彼はその様子を、表情一つ変えず見つめていた。

587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 02:01:15.35 ID:jDIaQ1J60 [26/31]
(´・ω・`)「では……本当によろしいのですね?」

('A`)「ええ、もう決めた事ですから。」

医師の確認に、当たり前のように答える。

痩せて更に細くなった白い綺麗な腕に、無機質な針が刺さっていく。

そして、中の透明な液体が彼女の中に注ぎ込まれていった。

…一目盛り、…二目盛り、順当にピストンが液体を押しだしていく。

('A`)「愛してるよ……ゆっくりお休み」

妻の髪を撫で、優しく語りかけた。

川 ゚ -゚)「ありがとう、私も愛してるぞ」

最後の目盛りを通り過ぎた瞬間、私は彼に最期の言葉を囁いた。

( A )「……本当に君は卑怯だな。5年も黙っていて、今喋るのか。」

彼の涙が私の頬を伝っていく。

本当によく泣く人だね。

そう言いたかったけど、私の体はそれを許してはくれなかった。

ふぅ、と最後の息を吐きだした私は一足先に娘の元へ旅立った。

588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/24(水) 02:02:02.60 ID:jDIaQ1J60 [27/31]
終わりです、こんな夜更けにお付き合い&支援ありがとうございました。

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悪くないのに雨戸がある高級マンションが面白過ぎて
最後まで頭から離れんかった
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