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ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです


219 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 22:52:42 発信元:122.102.225.250 [2/14]

ζ(゚ー゚*ζ「はーい。みんな、お話の時間ですよ」

ボクたちはでれ先生のこえを聞いて、あつまっていく。
こうやって、おはなしを聞くのはひさしぶりだ。

だって、このとしょかんはずーっとしまってたから。
ボクたちはずーっとまってたんだ。こうして、またおはなしを読んでもらえるのを!

むねがドキドキする。
今日はどんなおはなしをしてくれるんだろう。

ボクはおはなしがだい好きだ。
でれ先生のこえで、ボクはそのおはなしのしゅじんこうになれるんだ。

それがとてもうれしくて、ドキドキして、楽しいんだ。


ζ(゚ー゚*ζ「はい。みんな静かになりましたね?」


うん。
だから早く。早くおはなしを聞かせてよ。


ζ(゚ー゚*ζ「今日は短いお話をいくつかしちゃうね」



222 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 22:54:34 発信元:122.102.225.250 [3/14]
( ^ω^)「お。今日は少し雪が降ってるお」

( ФωФ)「ニャー」

( ^ω^)「今日も素敵な日になるといいおね。黒猫さん」

ブーン君はよくお家に遊びにくる黒猫さんとお友達でした。
朝起きたらブーン君はまず黒猫さんにあいさつをします。
彼のためにキャットフードだって家にあります。

( ^ω^)「たーくさん食べるお」

ブーン君は食べるのが大好きなので、黒猫さんにもたくさんご飯をあげました。
けれど、黒猫さんは小食なので、いつも残してしまいます。

( ^ω^)「具合悪いのかお? 病院行くかお?」

( ФωФ)「ニャー」

黒猫さんは首を振ります。
だって、黒猫さんはあのギラギラしている注射が大っ嫌いなのです!

( ^ω^)「そうかお……。でも、本当に具合が悪いなら言ってくれお」

ブーン君は黒猫さんのことを野良だと思っています。
けれど、ブーン君以外は黒猫さんはブーン君の飼い猫だと思っています。
ご飯もあげるし、病院にだって連れて行く。寝るときだってブーン君の家に行くときがあるのですから。


( ^ω^)は猫を飼っているようです

223 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 22:56:25 発信元:122.102.225.250 [4/14]

从'ー'从「寒いなー」

こたつもエアコンも壊れてしまったとある冬の日のことです。
渡辺さんは冷たい手をこすりながら窓を見ます。
外には雪が降っていました。

从'ー'从「……雪だるま、作れるかな」

ほんの少ししか積もっていなかったので、小さな小さな雪だるまが一つできただけでした。

从'ー'从「可愛い」

渡辺さんは小さく笑います。
雪だるまも小さく笑ったように見えました。

从'ー'从「あ」

白い白い雪の中を、黒い黒い猫が駆けて行きます。
思わず渡辺さんは猫を追いかけました。
寒いことなんて忘れて、ただただ走りました。
体がぽかぽかしてきたころ、猫を見失ってしまいました。

从'ー'从「ちぇっ」

少しだけ寂しくなってしまいました。
けれど体は温かくなりました。空を見上げると、まだまだ雪は降っています。


从'ー'从と白い雪のようです

224 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 22:59:24 発信元:122.102.225.250 [5/14]

朝からパン屋さんは大忙しです。
一生懸命心をこめて、パンを焼いていきます。
お店の中はいい匂いでいっぱいです。

( ´∀`)「今日もたくさん売れるといいモナ」

モナーさんはパンを作るのが大好きでした。
でも、嬉しそうにパンを買っていくお客さんを見るのが一番好きでした。

だから今日もパンを焼きます。
それをお店に並べていきます。

( ´∀`)「モナ。元気な女の子モナ」

お店の中から元気な女の子が見えました。
白い雪の中を駆ける女の子を見ていると、不思議と元気になりました。

( ´∀`)「……今日は雪モナね」

雪の日には白いパンを出そう。
モナーさんは思いました。

空から降ってくる雪に負けないほど白いパンを作ろう。
それができたら、あの女の子にあげよう。


( ´∀`)はパンを焼くようです


227 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:01:00 発信元:122.102.225.250 [6/14]
( ><)「うー遅刻しちゃうんです!」

( <●><●>) 「それがいつものこととはワカッテマス」

( ><)「うわーん!」

( <●><●>) 「はあ。早く行きますよ」

二人はとても仲良しでした。
いつも一緒に学校へ行きます。
今日はビロード君が寝坊をしてしまいました。

でも、だからといってワカッテマス君はビロード君を置いて行ったりしません。
二人は仲良しなのです。
だから一緒に学校へ行くのです。

( ><)「あ、いい匂いがするんです」

( <●><●>) 「パンの匂いにつられている場合ではないでしょう」

( ><)「わ、わかって……」

( <●><●>) 「わかってないでしょう」

( ><)「……」

( <●><●>) 「帰りに、寄ってみましょう」


( ><)は立ち止まるようです

228 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:04:07 発信元:122.102.225.250 [7/14]

この世の中には仕事のない人もいます。

('A`)「あー働く場所がない」

ドクオさんは雪の振る外で座りこんでいました。
もちろんお家はあります。
でも、働いていないドクオさんにとって、お家は苦痛の場所でしかなかったのです。

('A`)「……あ、もう学校が始まる時間か」

仲が良さそうな二人組を見て、ドクオさんは寂しくなりました。
ドクオさんの友人はみんな今頃仕事中です。
みんなのように働きたいと思っているのに、中々うまくいきません。

人生というのは無常なものです。
人生というのは難しいものなのです。

('A`)「……頑張るか」

ドクオさんは諦めません。
諦めてしまうと、友人達にまで会えなくなってしまう気がしたのです。

みんなが一生懸命働いているのだから、ドクオさんも一生懸命仕事を探します。
それが幸せなのです。


('A`)は仕事を探すようです


230 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:07:18 発信元:122.102.225.250 [8/14]

( ´_ゝ`)「こんな寒い日はココアだよなー」

兄者さんはココアを一口飲みながら歩きます。
白い雪がココアに入ると、一瞬で溶けてしまいます。
兄者さんはそんな瞬間を見ると、なんだか得したような気持ちになってしまいます。

もちろん、兄者さんだってぶらぶらしているだけじゃありません。
たまたま、今日がお休みだったので、ちょっと散歩しているだけです。

( ´_ゝ`)「いや、コーヒーもいいかもしれん」

無駄なことに悩んでみたりもします。
こんな無駄な時間が幸せに感じたりもするのです。
積もった雪をしゃりしゃりと踏み鳴らしながら歩きます。

途中、携帯電話を片手に、求人雑誌をもう片方の手に持っている男とすれ違いました。
彼の人生について想像してみるのも中々楽しいものです。

( ´_ゝ`)「色んな人間がいるよな」

( ´_ゝ`)「いやー。やっぱ散歩はいいね。うん」

空から降ってくる雪がまた、ココアの中に落ちました。


( ´_ゝ`)は観察しているようです


232 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:09:01 発信元:122.102.225.250 [9/14]

ξ゚⊿゚)ξ「早く春にならないかしら」

お花が大好きなツンさんは言います。
冬に咲くお花もありますが、やっぱりお花は春です。

ξ゚⊿゚)ξ「春は暖かいし、お花もたーくさん咲くし、幸せでいっぱいなのに!」

けれど降ってくるのは白い雪。
寒い冬はまだまだ続きます。
店の前に並べてある花も寒そうに見えます。

ξ゚⊿゚)ξ「はーるよこい」

リズムに合わせて歌います。
早く春になればいいのに。

そうすれば、前を歩いて行った男の人だって、ココアを飲まずにすむ。
マフラーも手袋もいらない。

ξ゚⊿゚)ξ「寒いわね」

春の木漏れ日が恋しい季節です。


ξ゚⊿゚)ξは待っているようです


235 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:11:43 発信元:122.102.225.250 [10/14]

ミ ゚Д゚彡「ゆーきやこんこん、あられやこんこん」

フサギコさんはスキップをしながら道を進んでいきます。
彼は冬が大好きなのです。

ミ ゚Д゚彡「白い雪! 白い息! 何だかドキドキする!」

両手を大きく広げて、空を仰ぎます。
冷たい雪が彼の顔にポツリポツリと落ちてきます。

ミ ゚Д゚彡「で、も!」

再びスキップをしながら進んでいきます。

ミ ゚Д゚彡「春も好きだ! 暖かくて、気持ちがいい!」

ミ ゚Д゚彡「夏だって好きだ! 海に入れるし外に出たくなる!」

ミ ゚Д゚彡「もちろん秋だって! 涼しいし、落ち葉が綺麗だ!」

ミ ゚Д゚彡「だーかーら!」

ミ ゚Д゚彡「今日は冬の気分!」

フサギコさんは真っ直ぐ図書館へ向かって進んで行きます。


ミ ゚Д゚彡は本を読むようです


236 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:13:16 発信元:122.102.225.250 [11/14]

ζ(゚ー゚*ζ「はい。今日はここまで」


( ^ω^)「せんせい、なんでぶーん君はくろねこさんをかいねこと思ってないんだお?」

从'ー'从「せんせい、どうしてわたなべさんはくろねこさんをおいかけたの?」

( ´∀`)「せんせい、もなーさんは白いぱんをなんでやくもな?」

( ><)「せんせい、びろーどくんはどうして立ちどまったの?」

('A`)「せんせい、どうしてどくおさんははたらかないとだめなの?」

( ´_ゝ`)「せんせい、どうしてあにじゃさんはみんなを見ているの?」

ξ゚⊿゚)ξ「せんせい、どうしてツンさんは春がまちどうしいの?」

ミ ゚Д゚彡「せんせい、どうしてふさぎこさんはとしょかんに行ったの?」



ζ(゚ー゚*ζ「あらあら。質問がいっぱいね」


238 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:15:25 発信元:122.102.225.250 [12/14]

ζ(゚ー゚*ζ「そうね……」


ζ(゚ー゚*ζ「それは先生にもわからないな」


( ^ω^)「えー」

ζ(゚ー゚*ζ「だから、みんなで考えてみてね」

从'ー'从「みんな?」

( ´∀`)「ボクたちもな?」

ζ(゚ー゚*ζ「そうよ」


せんせいはまっ白な紙と、きれいなくれよんをくれた。


ζ(゚ー゚*ζ「さあ、みんなで考えましょう」

ζ(゚ー゚*ζ「あのお話達の続きを」



239 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:18:07 発信元:122.102.225.250 [13/14]

ボクたちは好きな色をもって、まっ白な紙にえをかいた。

しあわせなおはなし。
かなしいおはなし。
どきどきするおはなし。
いみのわからないおはなし。
たのしいおはなし。


ζ(゚ー゚*ζ「みんな。できたら先生に見せて」

ζ(゚ー゚*ζ「そしたら読んであげる」


ボクのかいたおはなしが読んでもらえる。
みんなに聞いてもらえる。

ボクたちはうれしくなって、もっともっとえをかいた。
もっともっとおはなしをかいた。


ζ(゚ー゚*ζ「あわてなくていいのよ」


ζ(゚ー゚*ζ「図書館はいつだってここにあるんだから」




241 名前:ζ(゚ー゚*ζはお話をするようです [sage] 投稿日:2010/11/21(日) 23:18:56 発信元:122.102.225.250 [14/14]
以上で終了です。支援ありがとうございました。
個人的には1スレ物語の時は、一つ上のキャラがこっそり出てるところに気づいてもらえたら嬉しいです。

ではおやすみなさい。

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