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/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです



393 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:30:07.06 ID:Vp5/ILt00 [2/22]

~♪ ~♪ ~♪

/ ,' 3「ZZ...む……?」

心地よい眠りから私を現実に連れ戻したのは、不思議な音色だった。
私は重たい自分の体をなんとか起こし、何が起きたのか不思議に思って辺りをゆっくりと見回す。
周りは海に囲まれていて、波の音と潮風が心地よい。

私はこの海に囲まれた風景を見て、自分がどうしてここにいるのかを思い出した。
腹を空かせ、食料を見つけにくくなった山を降り、ここで海の幸を堪能したあと、
波の音を子守唄にして、この橋の上で眠りについたことを。

/ ,' 3(音が……やんだ?)

気付くと、私を起こした不思議な音色はやんでいた。
私はその音が聞こえてきていた方を向く。

(,,゚Д゚)『お、ようやくお目覚めか』

そこには、赤い帽子をかぶった人間の子供が立っていた。
その右手には、何やら棒のようなものを握っている。


394 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:32:08.55 ID:Vp5/ILt00 [3/22]

( ^ω^)つクイクイ「ギコ、早く仕掛けるおー」

そして、その子供の足元には、黄色い体にギザギザ尻尾のネズミ。
子供の脚に前足をかけ、何事かを訴えている。

(;,,゚Д゚)『わかってるって、せかすなよブーン』

ギコと呼ばれた人間の子供はそう言うと、自分の腰元から球状のものを掴み取った。

/ ,' 3(一体何を……?)

今まで人里近くに下りたことのなかった私は、それが一体何なのか見当もつかなかった。
そんなことなど知らぬギコは、遠慮なしにその球状のものを私の前へと放り投げた。

(,,゚Д゚)『頼むぜ! ドクオ!』

かけ声と共に、それは橋の床に落っこちる。
その瞬間、大きな音と共に球から飛び出したのは白い煙。

('A`)「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン……ってか」

そして、これまた見たこともない生き物だった。


395 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:34:06.37 ID:Vp5/ILt00 [4/22]

私の目の前に現れた、”ドクオ”と呼ばれた生き物。
燃えているかのような赤い体皮に醜悪な顔つき。
その手足には、断てぬものはないとでもいえそうな鋭い爪。
そして、長い尻尾の先には煌々とした炎が燃え盛っている。

/ ,' 3(コイツ……強い!)

私はドクオを一目見て、その身が喜びに打ち震えるのを感じた。
体こそ私に比べれば小さいが、久しく出会っていなかった”強者”との出会い。
闘いを求める私の生き物としての本能が、歓喜の声を上げている。

/ ,' 3「勝負!」

私は喜びに突き動かされるままに、一歩、ドクオの方へと踏み出した。
すると、ギコがドクオに向かって声を上げた。

(,,゚Д゚)『ドクオ! まずはお前の好きなようにやってみろ!』

('∀`)ニヤッ

ドクオはその声を聞くと、嬉しそうに笑う。
そして、

(#'A`)「行くぜッ! でかいの!」

弾ける様に、その場から私に向かって駆け出した。

396 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:36:16.62 ID:Vp5/ILt00 [5/22]

/ ,' 3(迎え撃つ!)

私は右腕を振りかぶり、突っ込んでくるドクオに合わせ、右拳を打ちおろした。
しかし、ドクオは拳が当たる寸前、上体を右へと傾けて、紙一重で私の拳をかわす。

/;,' 3(なんと!)

空を切った拳は橋に突きたてられ、ドクオは右腕を振りかぶりながら、私の懐へと潜り込む。

(#'A`)「もらったッ!」

ドクオが一喝した瞬間、腹に鋭い痛みが走った。
彼の右手の鋭い爪が、私の大きな腹を横に切り裂いたのだ。

/;,' 3「ぐうッ!?」

私は痛みにひるみ、上体を起こして一歩後ずさる。

(#'A`)「続けていくぜッ!」

ドクオはそれを好機と見たのか、私の頭を追いかける様に跳び上がり、
今度は左腕を振りかぶった。


397 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:38:14.99 ID:Vp5/ILt00 [6/22]

/#,' 3「なめるなッ!」

私は歯を食いしばり、頭を思い切り前へと振るう。
ビュンと風切る私の石頭が、ドクオの頭を見事に捉え、足元へと叩きつけた。

(;'A`)「ぬあッ……痛ってええ!」

痛みに悶絶し、頭を抱えて転がるドクオ。
私はその隙を逃さずに再び右腕を振りあげ、足元のドクオ目掛けて振り下ろした。

(; A )「があッ!?」

私の拳がドクオの腹を捉え、気持ち良い打撃音を響かせる。
ドクオの体はくの字に曲がり、表情に苦悶が滲む。

/ ,' 3(もう一発!)

とどめを刺すために、私は右腕でドクオを抑えたまま、今度は左腕を振りあげた。
その時、私の意識の外から大きな声が響いた。


398 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:39:57.83 ID:Vp5/ILt00 [7/22]

(#,,゚Д゚)『”ひのこ”だ! ドクオ!』

(メ゚A゚)ハッ

突如響いたギコの声に、ドクオは目を覚ましたかのような表情を見せる。
だが、私は構わず左拳を振り下ろす。

/#,' 3「何をしようともう遅いッ!」

しかし、拳がドクオを捉える前に、耳をつんざくような大きな音と共に、私の顔に衝撃と熱が走った。
私の顔は跳ねあげられ、視界は空で一杯になる。

/メ,' 3「な――」

続いて胸元に同じような衝撃が。
私は無理やり上体を起こされ、ドクオを押さえつけていた右手を離してしまった。

(,,゚Д゚)『今だ! 奴から距離を取れ!』

ギコの叫びの後、足元から慌ただしい足音が遠ざかって行った。
おそらく、ドクオが飛び起きてすぐさま跳び退ったのだろう。
私は態勢を立て直し、衝撃で朦朧とした頭を横に振ることで正気に戻す。

/メ,' 3(奴は一体何をした!?)

そして、私は先ほど喰らったものが何かを知るために、ドクオの全身をくまなく観察する。
しかし、息の上がったドクオの体に、その手掛かりを見出すことはできなかった。

399 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:42:05.05 ID:Vp5/ILt00 [8/22]

(,,゚Д゚)『ゴルァ! ドクオ! いつも言ってんだろ!
    肉弾戦ばっかやるなって!』

(メ;'A`)「す、すまん……」

ギコの怒鳴り声に、ドクオは落ち込んだ表情を見せる。

(,,゚Д゚)『こっからは俺の指示に従え!
    ドクオ! ”ひのこ”連打だ!』

ギコは私の方へと手を振りかざし、ドクオに向かって指示を出した。

(メ#'A`)「おうよ!」

ドクオは、その指示を受けるや否や、息を大きく吸い込んで口をすぼめる。

(メ#'3`)「喰らいなッ!」

すると、次の瞬間、ドクオはすぼめた口から何か赤いものを吹き飛ばした。
それは、真っ赤に燃える火球だった。

400 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:44:03.55 ID:Vp5/ILt00 [9/22]

火球はゴウと音を立て、すさまじい速度で私の頭へ向かって飛んでくる。

/メ,' 3「くそッ――!」

私は火球の直撃を防ごうと、すかさず両腕を顔の前で交差させた。
火球は私の腕に着弾すると、小さな爆発を起こす。
先ほどの熱と衝撃の正体はこの火球だったのだ。

(メ#'3`)「そらそらそらッ!」

ドクオは攻撃の手を休めることなく、あらん限りの火球を連射。
それは私の顔面だけでなく、腹や足にも着弾していく。

/;メ,' 3(このままでは――)

炎の球の雨あられは、私の体力を次から次へと削り取っていく。
このまま守っていても、その先に待つのは敗北のみ。
私はある決意を胸に、歯を食いしばってその場から駆けだした。

/#メ,' 3(肉を切らせて骨を断つッ!!)

402 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 21:46:20.68 ID:Vp5/ILt00 [10/22]

火球の爆発の衝撃も、来ると分かっていれば耐えられる。
私の厚い脂肪なら、多少の熱は耐えられる。

/#メ,' 3「うおおおおおおおおッ!!」

爆発の衝撃に弾かれぬよう、全身に力を込めながら、
私は火球の雨の中を、ドクオの元へと駆け抜ける。

(,,゚Д゚)『ドクオッ! 迎え撃て!』

私の特攻を見て、ギコはすぐさまドクオに指示を出す。

(メ'A`)「おう! 決着、つけてやらあ!」

ドクオは火球の連射を止め、右腕を左側へと回し、
左腕でそれを押さえつけるという奇妙な態勢をとった。
そのままドクオは、右足を前に踏み出し前傾姿勢を取る。

火球の弾幕から飛び出した私は、両手を組んで頭の上に振りあげる。

/メ#,' 3「喰らええええええッ!」

そして、相手の技ごと押しつぶすつもりで、思い切り両こぶしを振り下ろした。

405 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:00:05.11 ID:Vp5/ILt00 [11/22]

(メ'A`)「秘伝――」

だが、私の拳がドクオを捉えるその直前、ドクオの右腕が一瞬消えた。
いや、正確には、私の眼に捉えられぬほどの速度で振るわれたのだ。

(メ'A`)「”いあいぎり”ッ!!」

ドクオが叫んだ直後、私の腹に大きな衝撃が襲いかかった。
全身の力が抜け、振るった拳は失速する。
私は立っていることも覚束なくなって、倒れそうになる体を必死に律しようとするも、
体は言うことを聞かず、フラフラと橋の外へと流されていく。
――私は負けたのだ。

/;メ,' 3「……見事」

敗北を悟った私は、最後に私を負かした相手を称え、全身の力を抜いた。
体は重力に逆らうことを止め、薄れる視界はひっくり返る。
そして、大きな水しぶきの音と共に、私の意識はそこで途切れた。

406 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:02:04.35 ID:Vp5/ILt00 [12/22]

――

/ ,' 3「……ここは?」

目を覚ますと、そこには異様な風景が広がっていた。
一見、辺りには私が住処としていた山の景色が見える。
しかし、手を伸ばしてもそれらに触れることができない。
そして、その幻の山の風景の向こう側は、木も土もに見えない壁に囲まれた異様な場所だった。

('A`)「気付いたかい? カビゴンの旦那」

どこからともなく声が聞こえてきた。

/ ,' 3「あなたは……? それにここはいったい……?」

混乱していた私はすぐさまその声の主に問いただす。
すると、意外にすんなりと答えが返ってきた。

('A`)「ああ、俺はリザードのドクオ。
    ここは”ポケモンセンター”っていうトレーナーの支援をしてくれる施設さ。
    そしてアンタが入っているのが、”モンスターボール”っていうカプセルだ」

408 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:04:04.62 ID:Vp5/ILt00 [13/22]

/;,' 3「ぽけもんせんたあ? もんすたあぼおる?」

耳慣れぬ言葉に、私は首をかしげる。

(;'A`)「げ、アンタもしかして人里から離れて暮らしてた?」

/;,' 3「ええ、生まれた時から山の奥深くで暮らしておりました」

(;'A`)「ああ……じゃあ仕方ねえな。
    1から説明するかあ……」

そう言って、ドクオ殿は私に様々なことを説明してくれた。
私たち生き物は”ポケモン”と呼ばれていること。
人間とポケモンは様々なことで助けあう、共生関係にあること。
ポケモンと共に生きることを生業とするものを、”ポケモントレーナー”ということ。
そして、ポケモン同士を闘わせる、”ポケモンバトル”なるものがあること。

/ ,' 3「ほお……なるほどなるほど。ドクオ殿は博識ですな」

('A`)「生まれてからずっと研究所で暮らしてたからなあ。
   人間視点の俺たちの知識なら、もう染みついちまってんだ。
   ……まあ、そのことは置いといて、アンタの置かれた状況を説明しようか」

409 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:06:12.75 ID:Vp5/ILt00 [14/22]

/ ,' 3「ええ、そこのところを教えてくれると助かります」

('A`)「簡単にいえば、アンタは俺とのポケモンバトルに負けて、
   ウチのご主人にとっ捕まったって話さ」

捕まった。
私はその言葉を聞いて、眉をひそめる。

(;'A`)「ああ、別に悪いようにはならねえよ?
    ギコはいい奴だ。そこは俺が保証する」

/ ,' 3「ギコ……あなたに指示を出していたあの子供のことですかな?」

私の言葉に、ドクオ殿は”おう”と短く返事をする。
彼の話によると、私が橋から海に落ちたとき、
急いでモンスターボールを投げることで私が溺れるのを防いだそうだ。

('A`)「そのあとアンタを連れてポケモンセンターに来て、治療してもらい、今に至るってわけさ。
    だからアンタはモンスターボールの中にいる。俺も別のボールの中からアンタに話しかけてんだ。
    狭いけど案外快適だろ?」

確かにドクオ殿の言うとおり、モンスターボールの中は心地よい。
だが、私の頭の中では、ある一つの不安がぐるぐると回っていた。

410 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:08:03.83 ID:Vp5/ILt00 [15/22]

/ ,' 3「一体、私はこれからどうなるのです?」

思い切ってドクオ殿に尋ねてみる。
しかし、返ってきたのはドクオ殿とは別の声だった。

( ^ω^)「君には僕たちと一緒にチャンピオンを目指してもらうお!」

突然の声に、私は上を見上げる。
そこには、ギコの足元にいた黄色いネズミが私のボールを覗き込んでいた。

(;'A`)「うおッ! 聞いてたのかよ、ブーン」

/ ,' 3「ブーン?」

('A`)「ああ、コイツはピカチュウのブーン。
   俺たちメンバーの中じゃ一番の古株だ」

ドクオ殿の言うことには、ブーン殿はギコの幼少の頃から一緒に暮らしていたらしく、
彼とは家族同然の仲らしい。

/ ,' 3「……でも、何故ブーン殿はボールに入れられていないのですか?」

(;'A`)「コイツ、ボール恐怖症なんだよ」

( ;ω;)「あんな狭いとこに入れられるなんて狂気の沙汰だお!
      ボールの中が好きなんてドクオは頭おかしんじゃねえかお!?」

('A`)「狭いとこ好きなんだよ、ほっとけ」

411 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:10:02.56 ID:Vp5/ILt00 [16/22]

/ ,' 3「あの、そのちゃんぴおんを目指すというのは……?」

二人の言い合いが加熱する前に、私はブーン殿の言ったことを尋ねた。

ヽ(*^ω^)ノ「チャンピオンはチャンピオンだお!
        カントーで一番強いんだお!」

(;'A`)「説明になってねえよ……
    ああもう、俺が説明するからブーンは黙ってろ」

呆れた声でブーン殿をたしなめてから、ドクオ殿が説明をする。
人間の世界ではポケモントレーナーの頂点、チャンピオンを決める闘いがあり、
ギコはそれに参加するため各地の”ジム”なる場所を巡っているのだという。

('A`)「で、お前さんには俺たちと一緒に、ギコをチャンピオンにするため闘ってほしいってわけだ。
    ここまでで質問はないかい?」

/ ,' 3「一つ、よろしいですかな?」

私はドクオ殿の説明を受けた後、私の内にある願望を、疑問として投げかける。
その問いが肯定してもらえることを願って。

412 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:12:12.14 ID:Vp5/ILt00 [17/22]

/ ,' 3「チャンピオンを目指せば――強いものと闘えるのですかな?」

私の問いに、ドクオ殿は笑いながら応えた。

('∀`)「ああ、世界には俺たちより強い奴らがゴロゴロいる。
    チャンピオンを目指すとなれば、なおさらな」

ドクオ殿の言葉に、私は自分の頬が緩むのを感じた。
チャンピオンを目指す道の先に、彼よりも強い者たちが待っている。
ならば、先に進まぬ道理はない。

/ ,' 3「……楽しみですな」

私は、嬉しさに疼く体に、我慢するよう言い聞かせるように、小さくつぶやいた。
そのあとすぐ、私の腹から大きな抗議の音が鳴った。

413 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:14:09.81 ID:Vp5/ILt00 [18/22]

(;'A`)「随分とデカイ腹の虫だな……」

( ^ω^)「それもそうだお。コイツ、図鑑によると一日400キロの食料を食べるそうだお」

(;'A`)「よんひゃ……ハァ!?
    ギコの奴破算するんじゃねえか!?」

( ^ω^)「大丈夫だおー。カビゴンは希少種だから、国から補助費が出るそうだお。
      だからポケセンに来ればご飯の心配はないみたいだおー」

図鑑やら、希少種やら、まだ説明の受けていない言葉の羅列に私の頭はこんがらがっていく。
その様子を見たブーン殿は”おいおい説明するお”とにこやかに答えた。

(,,゚Д゚)『おーい、待たせたな』

どこからともなく聞こえてきたギコの声。
その声を聞いたブーン殿はすぐさまギコの元へと飛んでいき、頭の上に跳び乗った。

( ^ω^)「遅いお!」

(;,,゚Д゚)『うおッ! 急に跳び乗んなよ!』

ギコはブーン殿を両手で掴み、ゆっくりと足元に下ろす。
そして、私の入っているボール以外を自分の腰元へ設置した。

415 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:16:14.41 ID:Vp5/ILt00 [19/22]

(,,゚Д゚)『コイツの飯についてポケセンの係員さんと話してたんだ。
    だから遅くなったんだよ』

ギコは私の入っているボールをつかみ、足元のブーン殿に見せる。
そして、ギコは自分の眼の高さまで私のボールを持ってくると、私のことをじっと見つめた。

(,,゚Д゚)『よし、決めた! お前の名前は”アラマキ”だ!』

彼は嬉しそうにそう言うと、私のボールを他のものと同じように腰元へと持っていく。

/ ,' 3「アラマキ?」

私は名付けられた名前を復唱する。
どこか、不思議な響きを持つ名前だった。
  _, ._
( ^ω^)「まーたコイツはわけのわからん名前つけおって……」

('A`)「まあいいじゃねえか。
   じゃ、改めてよろしくな、アラマキの旦那」

改めて名前を呼ばれた。
今まで自分の呼称などなかったものだから、どこかこそばゆいものを感じる。

416 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:18:09.43 ID:Vp5/ILt00 [20/22]

そして、ギコは足元のブーン殿を促して、今日確保した寝床に向かって歩き出す。
今日はもう休んで、明日の朝”セキチク”という街に向けて出発するそうだ。

ギコが歩くたび微かに揺れるボールの中で、私はこれからのことに思いをはせる。
強い奴らと闘える。
それさえ実現するならば、いくらでもあなたに忠誠を誓おう。

/ ,' 3「……よろしく頼みますぞ、ギコ殿」

こうして私は、ポケモントレーナー、ギコの手持ちポケモンとなったのだった。

426 名前:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:45:06.01 ID:Vp5/ILt00 [21/22]

                    .・。゚・.・。゚゜。゚・。.
              。・゚・゚          ・゚.
             。・             。・。
             。・               ゚・゚
           。・               。・。・゚・
          。・                。・ 。・゚・
         。・               。・゚・ ゚・。・゚・
         。・            。・゚・。・゚・。・゚・・゚・。・゚・
         。・        。・゚・。・゚・ 。・゚・。・゚・ 。・゚。・゚・
   ∧,,∧   。・   。・゚・。。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・゚ ・。・゚・。・゚。
   (;,,゚Д゚)   。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・ 。・゚・。・。・     _,,..,,,,_
  /   o━ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ    / ,' 3  `ヽーっ
  しー-J                                 l   ⊃ ⌒_つ
       『飯だぞー』                         `'ー---‐'''''"




      ポーン!!
     。  。
   ∧ /∧ノ  
   (;,, Д )                                _,,..,,,,_  ゲプ
  /   o━ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニフ   / ,' 3  `ヽーっ
  しー-J                                 l   ⊃ ⌒_つ
                                     `'ー---‐'''''"

                                     ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                     d⌒) ./| _ノ  __ノ

431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 22:49:52.30 ID:Vp5/ILt00 [22/22]
>>393>>394>>395>>396>>397>>398>>399>>400
>>402>>405>>406>>408>>409>>410>>411>>412
>>413>>415>>416>>426

以上、/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようですの投下を終了します。

ご支援くだすった方々、ありがとうございました。

一人称の戦闘描写は初めてだったので、できればそこらへんの批評を頂けるとありがたいです。

>>407
いあいぎりはかっこいいんだよ!
威力低くても……かっこいいんだよ!(´;ω;`)ブワッ

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