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(//‰ ゚)は成り上がるようです


255 名前:(//‰ ゚)は成り上がるようです[] 投稿日:2010/09/29(水) 23:05:21.02 ID:kB2emzwP0 [6/13]
( ^ω^)「文化祭の季節だお」

( ^ω^)「僕の学校も準備ですごく賑やかだお」

( ^ω^)「僕のクラスの出し物は劇」

ξ゚⊿゚)ξ 「脚本はあたし」

( ^ω^)「おっ、ツン。調子はどうだお」

ξ゚⊿゚)ξ 「まあまあね。というか脚本自体は完成してるの」

( ^ω^)「マジかお!さすがツン!」

ξ゚⊿゚)ξ 「それでとりあえず内藤にチェックしてもらおうと思って。ほら、あんた現国の成績いいじゃない」

( ^ω^)「おっ!任せるお!ふむ……『イド太郎』……聞いたことないお」



259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 23:09:55.26 ID:kB2emzwP0 [7/13]

むかしむかし、あるところに

( ^ω^)

じじいと

ξ゚⊿゚)ξ

ばばあがすんでおりました。

じじいは山へイド狩りに

ばばあは

( ^ω^)「ちょっと待って」

ξ゚⊿゚)ξ 「川へ、ってなによ。口上の途中で」


260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 23:11:11.48 ID:kB2emzwP0 [8/13]

( ^ω^)「じじいばばあってなんだお」

ξ゚⊿゚)ξ 「なんだもなにも事実じゃないの。還暦過ぎた男と女を爺婆と呼んでなにがいけないのよ」

( ^ω^)「いや、まあそうなんだけど。もっとこう、おじいさん・おばあさんとかな?やらかい言い方ってものを頼むお」

ξ゚⊿゚)ξ 「細かいわねえ。そんなんじゃモテないわよ」



261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 23:12:32.19 ID:kB2emzwP0 [9/13]

おじいさんは山へイド狩りに

おばあさんは

( ^ω^)「それだよ」

ξ゚⊿゚)ξ 「川へ、ってなんなのさっきから。話が進まないじゃないの」

( ^ω^) 「おじいさんは山へなんて?」

ξ゚⊿゚)ξ 「イド狩りよ、いーどーかーり」

( ^ω^)「その、イドってなんだお」

ξ゚⊿゚)ξ

ξ゚⊿゚)ξ 「え?」

ξ゚⊿゚)ξ 「イド知らないの?」

ξ゚⊿゚)ξ 「うそマジ?ありえんて。ひくわ」

( ^ω^)

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 23:14:40.35 ID:kB2emzwP0 [10/13]

ξ゚⊿゚)ξ 「イド知らないとか終わってる」

( ^ω^)「あの」

ξ゚⊿゚)ξ 「あちょごめ、近寄らないで」

ξ゚⊿゚)ξ 「ないわあ、ほんまないわあ」

ξ゚⊿゚)ξ 「こいつは三国一の産業廃棄物やでぇ」

( ^ω^)「すいませんホント申し訳ないのですが」

ξ゚⊿゚)ξ 「なんや歩くホルムアルデヒド」

( ^ω^)「その、イドについて御高説賜りたいのですが」

ξ゚⊿゚)ξ 「はあ……お前はほんましょうもないなあ。しゃあない、教えたるわ」

( ^ω^)(そろそろキレてもいいのかな)


264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 23:18:02.17 ID:kB2emzwP0 [11/13]

ξ゚⊿゚)ξ 「イドっちゅうのはなあ……」

ξ゚⊿゚)ξ 「……」

ξ゚⊿゚)ξ 「……」

( ^ω^)「? ツン?」

ξ゚⊿゚)ξ 「……わかんない」

ξ;゚⊿゚)ξ 「えっイドってなに?なんなの意味わかんないこわい」

( ^ω^)

ξ;゚⊿゚)ξ 「どうしよう!助けて内藤!イドってなによ!」

( ^ω^)「落ち着け」

272 名前:(//‰ ゚)さるDEATH[] 投稿日:2010/09/29(水) 23:41:29.17 ID:kB2emzwP0 [12/13]

( ^ω^)「いいから落ち着けおツン。まずはゆっくり深呼吸だお」

ξ; o )ξ コォォォォォォッ

ξ゚⊿゚)ξ 「失礼した」

( ^ω^)「呼吸法がなんであれ落ち着いてくれたんならいいさ」

ξ゚⊿゚)ξ 「でもイドがなんなのか分からないとなると困ったわね」

( ^ω^)「どうして?イドの部分を適当な動物に換えれば済むお?」

ξ゚⊿゚)ξ 「そうもいかないの。イドはこの物語において重要な要素になっているから」

( ^ω^)「……とりあえず脚本読ませてお」


273 名前:(//‰ ゚)私ノ出番ハマダデスカ[] 投稿日:2010/09/29(水) 23:42:52.23 ID:kB2emzwP0 [13/13]

( ^ω^)ヨミヨミ

( ^ω^)ヨミヨミ

( ^ω^)ヨミヨミ

( ^ω^)パタン

( ^ω^)「なるほど」

ξ゚⊿゚)ξ 「どう思う?」

( ^ω^)「イド、必要だわこれ」

ξ゚⊿゚)ξ 「でしょう?」


279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 00:06:09.91 ID:8+LwBTW30 [1/2]

( ^ω^)「なんだよこれ仙石先生もビックリだよ」

( ^ω^)「そしてこんな得体の知れない動物を狩って生活してるおじいさんは何者なんだっつう話だよ」

ξ゚⊿゚)ξ 「ごめんね。それ書き上げたの深夜3時だったから」

( ^ω^)「……あの時間帯のテンションならしょうがないお」

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/30(木) 00:09:24.52 ID:8+LwBTW30 [2/2]

( ^ω^)「で、だ」

ξ゚⊿゚)ξ 「はい」

( ^ω^)「深夜のテンションをとうに過ぎたツンに聞くお」

ξ゚⊿゚)ξ 「はい」

( ^ω^)「この脚本どうするお?」

ξ゚⊿゚)ξ 「ボツで」

*

結局、新しい物語を一から書き上げるほどの時間的余裕も無かったので、内藤のクラスは『イド太郎』のイドの部分だけを換えた『イボ太郎』を発表。その時に急遽主役に抜擢された横堀君の演技がスカウトの目にとまり、劇団四季に入団。
そして「演劇界にイボ太郎あり」と言わしめるほどのスターになるのは別の話である。

おわれ

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