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( ^ω^)は通学電車の中のようです


131 名前:練習する人[] 投稿日:2010/08/31(火) 06:45:58.55 ID:FcUAbVuN0 [2/8]

ガタン…… ゴトン……

朝の通勤時間帯。この時間、毎度のことながら人の溢れ返る列車内は、その熱気で冷房が利かない。

(;^ω^)「今日も熱いし狭いし苦しいお……」

内藤ホライゾン。彼は毎日この列車で都内の某一流大学に通う、大学生だ。
迸る汗を手持ちのタオルで拭いたいが、右手は吊革を掴むのでやっとだし、左腕も、持っている鞄が人と人の間に挟まっていて動かせない。
もう九月も近いというのに真夏の気温が続いている所為で、彼だけに拘らず乗客たちは皆汗だくで熱い体を押し付け合い、車内の湿度は高く劣悪な環境が保たれていた。

( ^ω^)は通学電車の中のようです。


132 名前:練習する人[] 投稿日:2010/08/31(火) 06:49:09.36 ID:FcUAbVuN0 [3/8]
ピンポーン

停車駅でドアが開く。途端に飽和状態だった車内が蠢き、押し合う。
まだこの駅では降りる人々は少なく、乗る人が多い。その波に押されて内藤は掴んでいた吊革を手放すことを余議なくされた。

( ^ω^)(ら、らめぇぇぇえ! もう入らないお!! )


( ^ω^)(……お?)

不意に体の前面に感じる柔らかな感触。そして……

( ^ω^)(フヒヒッ、いいにほひ。)

見下ろせば、しっとりと汗を掻いた白いうなじにかかる肩までの黒髪。
俯いていても判る長いまつげが黒目がちな瞳を覆う。夏の薄着の王道、タンクトップは華奢な肩を露出し挙句……

            ( ^ω^)(*゚ー゚)

(谷間がみえるお!! )( *^ω^)(*゚ー゚)

( ^ω^)(おっ、おっ、それにしてもなんて密着度だお。たまには満員電車も悪くないお )

( ^ω^) ……

( ;^ω^)(いや、この密着度はまずいお。オナ禁中のビッグマグナムが安全装置を外しそうだお )

この至近距離。否、ゼロ距離で内藤の息子がグランビルすれば、完璧に少女にバレてしまう。立ち位置的にも、臀部の上あたりを完全ノックしてしまうだろう。

( ^ω^)(つっても身動きもとれないし)

133 名前:練習する人[sage] 投稿日:2010/08/31(火) 06:51:45.55 ID:FcUAbVuN0 [4/8]
( ^ω^)(*゚ー゚)

( *^ω^)(不可抗力だお)

内藤は開き直った。そもそもこの満員だ。体中あっちこっち鞄の角やら肘やら何かに当たっているのだ。
一本くらい内藤のおにんにんがトントンしても、まさかおにんにんがトントンしているとは思うまい。

( *^ω^)(おっほー、役得だお。全然気づかれないお。どれ、ちょっとゴシゴシしちゃうお、それっほれっ)ゴシゴシゴシ…

Σ( ^ω^)(う゛ッ)

Σ(*゚ー゚)(え……?)

( ^ω^)(……ふぅ )

一か月のオナ禁中だった内藤の関は、ほぼ決壊寸前であったのだ。柔らかな布越しの摩擦でさえ、それがいいかほりの少女のものだというだけで耐え切れなかった。
ただ、彼の幸運は、一発抜いてしまったということで限りなく脳内が澄み渡り、『伝説の賢者タイム』に突入したということだ。

( ^ω^)(――― OK、覚醒した)

―――内藤ホライゾンの賢者タイムは、一般人のそれとは一線を画す。

通常、賢者タイムとは凝縮された興奮と性欲の情熱が本能のままに解き放たれた時、一転して我に返る理性と倦怠感が齎す一種の悟りの境地だ。
賢者タイム研究学会の学者たちはこれを、「魂の抜け殻」と謳ったが、内藤の場合は少し違う。

自慰を行う際。内藤の脳内で渦巻く興奮と情熱は、解き放たれる寸前にある一定の脳内周波数のもとに極端にポジティブ化する。
それは本能と理性の境界を超え、内藤の持つ全ての可能性を一瞬にして引き出すことを可能にする。


134 名前:練習する人[sage] 投稿日:2010/08/31(火) 06:56:35.17 ID:FcUAbVuN0 [5/8]
つまり、彼の射精後顕わになるのは「魂の抜け殻」などではなく、100%活性化した内藤自身。『完全なる内藤ホライゾン』なのである。
故に彼の賢者タイムは、『パーフェクト賢者タイム』と言えよう。
無論、一流大学の難関試験を乗り越えたのも、かの賢者タイムの賜物である。

( ^ω^)(それにしてもこの娘……。オナ禁中であるとはいえ、この私を覚醒させるとは。ただ者ではないお )

(*゚ー゚)「…。」

( ^ω^)(……静かだお。背中に私の情熱のカルピスを浴びたのだ。いかにこの状況とはいえ、気づいていないはずはないお。錯乱しているのか?)

(*゚ー゚) クスッ…

少女は薄ら微笑んで、右手に持っていた携帯電話に視線を移す。僅かに上げられた液晶画面を、内藤も覗き込む。

( ^ω^)(こ、これは!! )

画面に表示された新規メール編集画面には、傍目には全く意味不明の奇怪な文字が羅列されている。

( ^ω^)(古代テラワロス語……!! )

( ^ω^)(大学の考古学サークルで見たことがあるお。普段の私では到底解読出来ないが―――)

( ☆ω☆)カッ(ライブラアッ! 読める!読めるぞ……!! )

( ^ω^)(『ウシロ カラ イデヨ』 ……後ろ?)

不意に内藤の全身の毛が総毛立つ。鋭利な殺気が車内を流れる冷房の風を切り裂き、内藤の後ろ首筋、その頸椎に照準を合わせた、刹那。

( ^ω^)(来るお!)

135 名前:練習する人[] 投稿日:2010/08/31(火) 07:00:05.88 ID:FcUAbVuN0 [6/8]

(*゚ー゚) 「きゃあッ!? 」
ガクン、ッ! 咄嗟に電車の揺れに合わせて膝を折り、しぃの背中を押しのけて垂直に身を屈ませる。傍から見れば電車の揺れでバランスを崩して、ただ転んだように見える。

パァァンッ!!

次いで鳴り響く破裂音。屈んだまま内藤が見上げた先。何かよからぬものを感じて避けた軌道の直線状にあった電車の窓ガラスに、亀裂が入っていた。

( ;^ω^)(ちょwwwwしぬかとwwwwwあやうしwwww)

完全に予想外だ。乗客が動揺し始める。
  _
( ゚∀゚)o彡°「どうした!?何の音だ!?」

( ;´∀`)  「ま、窓が割れてるモナ! 何かぶつかったモナか!?」

(`・ω・´)  「今、誰か倒れたようだけど 」

(*;゚ー゚)  「……!」

このままではパニックになってしまう。この満員の最中、それは危険だ。
その時、ざわつき始めた車内に呑気な声でアナウンスが鳴り響いた。

136 名前:練習する人[] 投稿日:2010/08/31(火) 07:04:20.03 ID:FcUAbVuN0 [7/8]

『ニューソク~。ニューソク駅です~。VIP大学前駅へは、こちらでお乗り換えです~ 』

( ^ω^)「しめたお!」

円らな瞳をさらに見開き、驚嘆した表情で内藤を見る少女から離れ、開いた扉に一斉に向かう人並みに紛れて脱出する。
再びの扉の開閉音と共に、電車のドアが内藤の後で閉じた。

(*゚ー゚)「―――あの痴漢。運が良かっただけかしら……?」

閉じたドア越しに内藤を見つめる少女。
電車は発車する気配を見せず、数両先のホームに立つ駅員に、降りた乗客が駆け寄って異常を知らせていた―――。

137 名前:練習する人[] 投稿日:2010/08/31(火) 07:06:25.97 ID:FcUAbVuN0 [8/8]
練習を終了します。投下終了です。

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