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【地方のアニオタ


771 :>>762【地方のアニオタ】:2010/08/18(水) 16:39:39.56 ID:Po6/Z9mo0
王国の外壁から数里、黄土の砂塵積もる地に三つの影。
動く影は二つ。 どちらも剣を取る男。 闘衣と肌に傷と汗が顕著に在る。
して、力強く振るわれる剣の風切と激突の音が薄曇る中空に高く響き合っていた。

(,,#゜Д゜)「りゃあああああっ!!」
熱り立つ片方の男の裂帛に応じたか二人の男は一斉に前に跳んだ。 斬り合いは二つの刀身が間近で噛み合う鍔迫り合いに移行。

(# ω゜)「おおおおっ!!」
刃に顔が映り込む程の直近で向かい合う二人は吼える。 互いの撃力甚だしく、削れ合う鋼の塵が互いの頬へ飛ぶ。

(,,#゜Д゜)「地方の下位文化しか知らぬ人間がっ! 一国を憂おうなぞと思い上がるなっ!」
(# ω゜)「仕方ないで何もかもを済ませてる奴にはっ! この国の手綱は渡せないんだおっ!」

意思表明に続き、二人同時に剣を押し払い、拮抗した力が空間に弾ける。
蹌踉めく姿勢を二人は即座に立て直し、後ろへ跳ぶ。 呼吸を整える。 大きく距離が開いた。

(*; -;)「兄さんっ! ブーンッ! もう止めてよっ! 二人とも国の未来を案じているだけでしょう!?」
戦う二人から離れた位置。 影の一つ。 力なくへたり込んだ少女が叫ぶ。

(*; -;)「二人が戦う必要なんてないじゃないっ!!」
しかし、少女の切なる願いは闘士二人による千重波の如き剣戟の音に飲み込まれた。

(# ω゜)「うおおおおおおっ!」
(,,#゜Д゜)「はああああああっ!」

二人は近距離に飛び込み、凄絶な打ち合いを再開した。
互いの体力の限界は近く、戦いの幕も直に下りるだろう。
その結末に悲しむ者がいたとしても戦う二人には譲れないものがあった。
――願わくば勝負の後、彼らの国に平和が訪れんことを。

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