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つかれているようです



770 名前:つかれているようです  13本目だった[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:02:33 ID:i3Ue.Qrw0 [2/13]

昔の話です。

とある一族がいました。
その一族は男に恵まれていました。

ある日、兄弟が跡目争いが起こりました。

周りのこともかえりみず、何年も争いました。
多くの血が流れ、その血は土地神の社を穢しました。

土地神はそれにたいそうお怒りになりました。

さらに、争いが加速したとき、とうとう社は壊されてしまいました。



怒りを抑えることができなくなった神はその一族に呪いをかけました。


771 名前:つかれているようです  13本目だった[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:03:15 ID:i3Ue.Qrw0 [3/13]

美しい四姉妹がいた。

その容姿はとても美しく、
内面もそれぞれ個性豊かであった。


( ^ω^)「あ、素直だ」

('A`)「うへマジだ」


けれども、彼女達は村の人達から嫌われていた。


彼女達は素直と呼ばれる一族だ。
自分の考えや欲に素直な人間であることが嫌煙される理由の一つだ。

そしてもう一つ。
彼女達の先祖が兄弟の跡目争いにとある土地神の社を破壊してしまったことがある。


( ^ω^)「……素直だお」

('A`)「うわぁ……」

772 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:04:06 ID:i3Ue.Qrw0 [4/13]
++


土地神の怒りに触れた素直一族は、
跡目となる男が生まれない呪いにかかってしまった。


川 ゚ -゚)「まったく。つまらん男達だ」

ノパ⊿゚)「でも面と向かって言ってくる分、評価するんだぞ!」

lw´‐ _‐ノv「ヒー姉は陰口嫌いだもんね」

o川*゚ー゚)o「あたしは悪口なんて、いーやー」


彼女達の髪の色は人目を引く。

青に赤に白に紫。
あの色は呪いの一つだという噂だ。

773 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:05:00 ID:i3Ue.Qrw0 [5/13]



( ^ω^)「気持ち悪いお」



o川*゚ー゚)o「ねえ、お姉ちゃん。どうしてあたし達嫌われなきゃならないの?」

川 ゚ -゚)「……しかたない、さ」


悲しげなクーを見るのがつらかった。

末っ子であるキュートは姉達から愛されて育ってきた。
家族の中で、もっとも恵まれていると理解している。

だからこそ、姉達にも幸せを味わって欲しいとも思っていた。


o川*゚ー゚)o「しかたなくないよ!」

ノパ⊿゚)「そう怒るなよ」

lw´‐ _‐ノv「落ちけ。米食べる? 食べれば落ち着くぞ」

774 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:06:07 ID:i3Ue.Qrw0 [6/13]

姉達は優しくキュートに声をかけてくれる。

しかし、彼女は知っていた。


姉達は精神的に疲れている。


川 ゚ -゚)

長女のクーは少しばかり声を出しにくそうにしている。
ストレスのためだろう。


ノパ⊿゚)
次女のヒートは以前ほど元気に走りまわらない。
心臓が痛いらしい。


lw´‐ _‐ノv
三女のシューは水を恐れるようになっていた。
村の人間になにかされたのだろうか。



o川*゚ー゚)o「あたしが絶対幸せにしてあげるからね!」

775 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:06:55 ID:i3Ue.Qrw0 [7/13]
どうすれば姉達を幸せにできるのか。
キュートはいつも考えていた。


( ^ω^)「本当に気持ち悪いお……」

('A`)「おい、もう行こうぜ」

( ^ω^)「うん……」


彼らがいなければよかったのだろうか。


o川*゚Д゚)o「姉ちゃん達をイジメるな!」


( ^ω^)そ「素直がきたおー!」

(;'A`)「逃げろ!」


二人の男が逃げる。


川 ゚ -゚)「キュート!」

姉が叫ぶ。

776 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:07:35 ID:i3Ue.Qrw0 [8/13]


キュートは追いかけた。
彼らがいなければ幸せになれると信じていた。

足を動かし、必死に駆ける。
太った男は以外にも足が速かった。

しかし、細い男は足をもたつかせていた。


o川*゚Д゚)o「うらあ!」

(;'A`)「うああああ」

( ^ω^)「ドクオー!」


捕まった細い男を太った男が見る。
彼を助けるのかどうか迷っているようにも見えた。


o川*゚Д゚)o「あたし達が何したってのよ!」

( A )「うわ、うわあ……!」

(; ^ω^)「ド、ドクオを離すお!」

777 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:08:21 ID:i3Ue.Qrw0 [9/13]


男はキュートを突き飛ばした。


( ^ω^)「や、やっぱり素直はおかしいお」

('A`)「最後の一人もやっぱり呪われてるんだ!」


二人の男は走り去る。




o川*゚ー゚)o




一人残されたキュートは地面から立ち上がることすらできずにいた。

779 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:09:04 ID:i3Ue.Qrw0 [10/13]


o川*゚ー゚)o「一人」


小さくもらし、後ろを振り返る。


そこには三体の人形が落ちていた。

それぞれに、青と赤と白の髪がつけられていた。
どこかで見たことのある色だった。



o川*゚ー゚)o「……やっぱり、あいつらがいなければ、幸せになれるんだ」

781 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:09:46 ID:i3Ue.Qrw0 [11/13]


川 - )「キュート? やめっ……!」

o川*゚ー゚)o「幸せになって欲しいの」


ノハ ⊿ )「キュ……ト……ォ?」

o川*゚ー゚)o「ずっと、一緒だよ」


lw´  _ ノv「キュ―――」

o川*゚ー゚)o「これでいいの」




o川*゚ー゚)o「これで全て終わるから!」

782 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:10:40 ID:i3Ue.Qrw0 [12/13]


昔、この土地には一人の女がいました。
その女は呪われた一族の末裔でした。
村の人々から嫌われていた姉妹の末っ子でした。

彼女は姉達を幸せにしてあげたいと思いました。


しかし、今の世界では幸せになれないと思ったのです。


彼女は長女を絞殺しました。
彼女は次女を刺殺しました。
彼女は三女を溺死させました。


けれど、姉妹達を殺したあと、彼女は自分が一人であると気づきました。
なのに死ぬ勇気はなかったのです。

彼女は姉妹の遺髪を人形に組み込みました。
それを大切そうに抱きかかえ、ずっと一人で言葉を吐き続けるのです。



彼女は姉妹の幻想に憑かれていたのです。





784 名前:つかれているようです[] 投稿日:2010/08/08(日) 00:11:23 ID:i3Ue.Qrw0 [13/13]
13本目でした。すみません。


  (
   )
  i  フッ
  |_|


狂った人間が一番怖いよね!

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