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保守文

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 16:10:35.18 ID:jLBuLIJnO
( ^ω^)「…………」

渇き切った大地を、ただただ僕は眺めていた。
草花の一つもなく、無機的に風の流れるこの場所でやらねばならないことがある。

ξ;⊿;)ξ「本当に、行くの?」

僕が旅に出る前夜、彼女はこう言った。
まだ寒い、冬の夜だった。

ξ;⊿;)ξ「そんなこと、しなくてもいいじゃない……」

涙でグシュグシュになった顔でそんなことを言われると、確かに気持ちはぐらついた。
だけど、僕はなるべく感情を押し殺してこう返したのだった。

( ^ω^)「必要なことなんだ。僕は行く、さようなら」

僕のトレードマークでもあった変わった語尾は、決別の意味で止めた。
声にならない嗚咽を上げる彼女から逃げるようにして、僕は目的のこの地まで辿り着いた。

今、僕は目的を果たそうとしている。
この地に種を捲き、水をやり、花を育てる。それだけのためにここへ来たのだ。
僕はすぅ、と息を吸い、目を閉じた。彼女の顔が浮かんできた。
息を吐くと砂漠中に響き渡る声でこう言った。




『 保 守 ! 』


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