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1レス系


741 名前:>>704 1レス侵食:2011/04/06(水) 06:04:21.18 ID:OLZA6faq0
侵食。
侵食。
侵食。

既に全体の76.27%が侵食された。
許された時間は残り三分少々。
この状況からの駆逐はあまりに絶望的だ。

ああ、頬にあたる風がなまぬるい。緩やかな死がもうそこまで来ている。

まさかこれほど隔絶した力の差があるとは、考えてもみなかった。
我々は同一のコードから生まれた存在だというのに。

過去が去来する―。
これが走馬灯と言うヤツか。

どこで差がついたのか。

何を誤ったのか。

 わからない。

しかし、だからこそ今こうして蹂躙されているのだろう。
ふっ、と自嘲して相手をみやる。

(´<_` )(全く、あんたにはかなわないよ……。)

俺は、観念して白と黒に塗り分けられた円を残されたマスに置いた。



757 名前:>>702【DUNE】:2011/04/06(水) 07:49:36.76 ID:ls8K5v+P0
(´<_`;)「はぁっ、はぁっ、はぁっ、クソッ。行けども行けども見えるのは砂ばかり、ってか」

「弟者、大丈夫か?」

後ろから、兄者が心配する声が聞こえる。

(´<_`;)「ああ、大丈夫だ兄者。しかし、一昨日の砂嵐でラクダを失ったのは痛いな」

「ラクダもそうだが、水や食料が殆ど消えてしまったな」

(´<_`;)「確かに今一番の問題はそれだな。オアシスにでも辿り着ければ良いんだが、
      そんな都合良く――――って兄者!! オアシスだッ!! あの、向こうに見えるの、オアシスだよな!?」

「蜃気楼という可能性は否定出来ないが、そうだろうな」

(´<_`;)「希望を無くすような事言うなよ! ほら、走るぞ兄者!」

「いや、ここからはお前だけで行くんだ。弟者」

(´<_`;)「はぁっ!? 何言ってんだよ兄――――ッ!?」

振り返る。そこで俺が見たのは、砂丘からここまで続く、一人分の足跡。

( <_  )「兄、者?」

……ああ、そうだ。兄者は、あの時、運悪く飛んできた石で――
何で、そんな大事なこと、俺は忘れて


「ぅああああぁぁぁあああああぁあああああッ!!」


763 名前:(´;ω;`):2011/04/06(水) 09:23:40.92 ID:D7u+h4u7O
(´<_`;)「兄者大変だ!!ビコーズランドで怪人が現れたらしい!
       今ビコーズマンションというアトラクションで、マスコットのビコーズと戦ってるそうだ!」

( ´_ゝ`)「なんと。流石な俺ら兄弟の出番だな、行くぞ弟者!」

( ´_ゝ`)「変身だ!!」(´<_` )

シャ♪

\( ´_ゝ`)×(´<_` )/

ラン♪

\ξ ´_ゝ`)ξ×ζ(´<_`*ζ/

ラ♪

\ξ゚⊿゚)ξ×ζ(゚ー゚*ζ/

ξ゚⊿゚)ξ「アンタなんか好きじゃないんだからねっ!ブンキュア・ツン!!」

ζ(゚ー゚*ζ「明日も貴方が大好きだよ!ブンキュア・デレ!!」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン系は!!」

ζ(゚ー゚*ζ「私達が保守する!!」



781 名前:>>773【揺らぎ】:2011/04/06(水) 11:22:13.41 ID:D7u+h4u7O
「愛してるわ」
彼女は僕を抱き締めながら、そう言った。
バカだな、そんな事知ってるよ。

('、`*川「見つけましたよ!どこに行ってたんですか?」

(´・ω・`)「あ、ペニサスさん」

('、`*川「もう…そうやってすぐ私を置いてどっか行っちゃうんですから。探す方の身にもなって下さいよ」

(´・ω・`)「ごめん。あ、あー…弟に逢いに行ってたんだ」

('、`*川「ダメです。許しません」

(;´・ω・`)「あぅ…」

('ー`*川「ふふっ、冗談です。私、貴方のそういう可愛いとこ、大好きですよ」

(´・ω・`)「……僕も大好きだったよ」

大好きだった兄も、ペニスさんも、もういない。
兄は死に、兄の恋人だったペニサスさんは壊れてしまった。
残ったのは兄と瓜二つな僕だけ。
真実と偽善の間で揺らいだまま、未だ答えを出せずにいる。

('、`*川「愛してるわ、シャキン」

彼女は僕を抱き締めながら、そう言った。
バカだな、そんな事……知ってるよ。



788 名前:>>773 揺らぎ:2011/04/06(水) 11:43:36.59 ID:OLZA6faq0
今日は学校で嫌なことがあった。明日が憂鬱だ。
ぼくは本ばかり読んでるから、周りからはすこし浮いてるみたいだ。そのことでからかわれた。
気晴らしに兄さんに本に出てきた単語を教えてもらうことにした。

(´・ω・`)「兄さん、揺らぎって何?」

(`・ω・´)「揺らぎ…か。一般的には平均からの変動、乖離のことだ。」

(´・ω・`)「よくわからないけど、どういう事なの?」

(`・ω・´)「不確定な要素と置き換えてもいい」

兄さんの話はよくわからない。ぼくにはまだ難しいことみたいだ。
でも、なんとなく感じたのは、なんだかあまり望まれないことみたいだった。
そして少しぼくに似てる、みんなから離れてるところとか。

(´・ω・`)「なんだか良くないことみたいだね」

(`・ω・´)「ん、一概にそうとは言えないかな。確かに揺らぎが小さいほどリスクは減るし、
      見通しは立ちやすい。計算しやすいから。」

(`・ω・´)「しかし揺らぎが少ないというのは均質化してるということで、それはみんな同じようなものということだ。」

(´・ω・`)「みんないっしょかあ、なんだかぞっとしないね。」

(`・ω・´)「だろう? 個性や多様性が失われてしまう、それらは人が進化の果てに獲得した重要なものだ。」
 
兄さんの話はやっぱり難しかったけど、ぼくはひとつだけわかった気がする。
良い事と悪いことは隣合わせで、どちらか片方だけ望むことは出来ないんだ。
きっと喜びと悲しみも二つで一つなんだ。明日、学校頑張れる気がしてきた。


913 名前:>>903「季節外れ」:2011/04/06(水) 19:29:10.57 ID:dHLOXYgeO
 
 ツンが死んでから、今日でちょうど一年になる。
 四月六日。高校二年という新学期に向けて、ワクワクしながら学校への道を歩いた、普段通りの朝だった。

 ツンは僕の幼なじみであり、恋仲でもあった。

 辛かった。
 あまりにも辛すぎた。

 でも、人間なんて都合のいい生き物だ。
 過去なんてすぐに忘れられるし、違った目で捉えることができる。


( ^ω^)「…行ってきますお」

 僕はツンの遺影に笑顔を向けると、玄関を出た。

 高校三年という新学期に向けて、学校への道を歩く。
 普段通りの朝。普段通りの四月の陽気。
 だけど

(  ω )「ツン……」

 この朝を、この道を、頬に雫を流しながら歩くのは、少々季節外れだろうか。


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