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1レス系


741 名前:>>704 1レス侵食:2011/04/06(水) 06:04:21.18 ID:OLZA6faq0
侵食。
侵食。
侵食。

既に全体の76.27%が侵食された。
許された時間は残り三分少々。
この状況からの駆逐はあまりに絶望的だ。

ああ、頬にあたる風がなまぬるい。緩やかな死がもうそこまで来ている。

まさかこれほど隔絶した力の差があるとは、考えてもみなかった。
我々は同一のコードから生まれた存在だというのに。

過去が去来する―。
これが走馬灯と言うヤツか。

どこで差がついたのか。

何を誤ったのか。

 わからない。

しかし、だからこそ今こうして蹂躙されているのだろう。
ふっ、と自嘲して相手をみやる。

(´<_` )(全く、あんたにはかなわないよ……。)

俺は、観念して白と黒に塗り分けられた円を残されたマスに置いた。

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('A`)一方通行タイムマシンのようです




710 名前:('A`)一方通行タイムマシンのようです:2011/04/06(水) 05:34:57.92 ID:tk36IFDV0
鬱田ドクオは大学生である。
どういう大学生かというと、平均より少し体重が軽くて、平均より少し身長が低い大学生である。
ちなみに性別は男。ついでに言うと顔も平均よりちょっと悪い。

ドクオは陰鬱な気持ちを引きずりながら通学路を歩いていた。
天気予報を信じて持ってきた傘がアスファルトを擦る音が小気味よく響く。
気分にそぐわないその音を止める気にもなれず、ドクオはただ俯いて歩いた。

('A`)(…予想以上にしんどいな)

特に目的もなく、精確にはちょっとの期待を込めて携帯電話を開いてみた。
着信0。新着メール1。
内臓が5センチせり上がるような希望と不安と驚きが入り混じった感覚を飲み込み新着メールを開く。

『生きろ。死ぬな。女なんかお前が無駄にした精子より沢山いるお』

期待とは違う人物、友人の内藤ホライゾンからのメールだった。
やる気があるのかないのかわからないその文面に少しの苛立ちを覚えたが、同時に心にかかる重力が減ったことに気づく。
さすがは内藤だ。空気を読まないのではなく、空気を奪い去る男。
唇の端をやや持ち上げ、内藤への返信を打つ。
感謝の気持ちを辛辣な言葉に隠し、出来る限り普段通りを装った。
友人に弱った姿を見せたくない、ドクオなりの意地だった。

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从 ^∀从コシアンルーレットのようです(・∀・ ;)



686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/06(水) 04:29:33.82 ID:PmYILyQP0
( ・∀・)「なぁ」

从 ゚∀从「なんだよ」

( ・∀・)「俺さ、多分前世にさ」

从 ゚∀从「ああ」

( ・∀・)「一生のお願いって使ってないと思うんだよ」

从 ゚∀从「それで?」

( ・∀・)「でな、来世も絶対に使わないで生きていこうと思うんだ」

从 ゚∀从「だから?」

(; ・∀・)「三生分のお願い使うからここから逃がしてくれェェェエエエエエエエエ!!!!!」

从 ^∀从「だーめっ☆」



从 ^∀从コシアンルーレットのようです(・∀・ ;)

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lw´‐ _‐ノv熱を欲するようです


566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/06(水) 02:39:58.22 ID:zZyGwGVq0
 我が家には、一匹の猫がいた。
 いた。というのは、それは彼女が一か月前に死んでしまったわけであり。
 我が家には、もうわたし一人しかいないのだ。

lw´‐ _‐ノv「……」

 孤独。なんて生ぬるい言葉で表せるのなら、単純明快でいいのであるのだけれど。
 わたしには、もっと重苦しい言葉で自分の気持ちを表現をしたいと思っている。

lw´‐ _‐ノv「ともあれ、なにがあるのだろうか」

 ここ数日、つまりは彼女が亡くなってからずっと、考えているのだけれど。
 答えは見つからない。言葉は見つからない。終わりが見つからない。
 そろそろ、見つかってもいいと思う。でも、わたしの頭は完結を見いだせないでいる。

lw´‐ 3‐ノv「ま。いいや、ご飯たべよ」

 だからこうやって、また今日も一日が過ぎていくのであった。
 でも、答えがないのは、もしかして救いであるのかもしれない。

571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/06(水) 02:41:13.00 ID:zZyGwGVq0
 考え続けていれば、彼女がいない日常がうやむやにできている、かもしれない。
 そうやって蛇足な思考ばかりしていれば。これがわたしにとって幸せになり続けるのかもしれない。
 彼女のことを、ずっと考え続けていれば。それが、あの時の日常と代わりになると思って。

lw´‐ _‐ノv「ごはんごはん」

 台所に行きついて、わたしは米櫃を開いた。
 一か月前には、最初は彼女のご飯を用意していたけれど。それも今は無いのだ。

lw´‐ω‐ノv「…」

 またちょっと、悲しくなる。 
 心臓から全体にかけて、かけめぐるような。冷たい冷気が走りこむ。
 ぬるぬると、首の後ろあたりが、切なく痛んだ。 

lw´‐ _‐ノv「いいのさ。ご飯があれば、今は幸せ」

 目先の幸せに、思考をシフト。
 泣くことなんて、もう、過去にやりきってしまった。出る水分なんてもう、ありゃしないのだ。
 でも、

lw´‐ _‐ノv「お米が無い」

 これは最悪なのである。




lw´‐ _‐ノv熱を欲するようです。

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無題



404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/06(水) 00:35:44.38 ID:1UjF9k0c0
('A`)「はぁはぁ」

川 ゚ -゚)「いいぞ、もっと、もっとだ」

('A`)「はぁはぁ」

川 ゚ -゚)「くっ……!なかなかうまくなったじゃないか」

('A`)「はぁはぁ」

川 ゚ -゚)「ばかっ……、調子に乗る……んぁぁっ!!」

('A`)「はぁはぁ」

川 ゚ -゚)「く……、は…ぁ……」

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1レスお題【お引っ越し】


211 名前:>>196:2011/04/05(火) 21:50:48.89 ID:KWAywANP0
俺がココ、「桜荘」に引っ越して来たのにはちょっとした訳があった。
桜荘は別称――または蔑称――として、葉桜荘と言われている。理由は簡単だ。
人が寄り付かないのに虫がわき、寄り付きにくい。綺麗とは言えないが汚いとも言いにくい。時間が経つと人寄せの桜になる。
抽象的な言い方を避けると、大会社「VIP」の要求に対して唯一立ち退きを突っぱねている偏屈な人々の巣がココであるということだ。
そして俺は「VIP」の社員である。これが何を意味するか?
――要は、立ち退かせ要員。元々俺は本社勤め「だった」。つまりはヘマをやらかして便所掃除当番というわけ。

('A`) 「馬鹿もいい加減にしろよな……」

俺は自分に向かって一人吐き捨てると、荷物の入ったダンボールを持ち上げる。たいそう重い。腕がちぎれそう。
金をケチって引っ越し業者は頼まなかった。トラックを借りてきてセルフで引越しを行おうとした自分が憎らしい。
だが、こうしてしまったからには仕方ない。気合を入れて、ダンボールのせいで視界が悪いことに注意しつつ自分の部屋に向かう。
二階建てで、八つの部屋がある内、一階の104号室が俺、新しい家主の部屋である。
にしても四か。ジョジョでないにしろ、何と言うべきか――縁起の悪い。出だしは不調だね。

ζ(゚ー゚*ζ 「あら! どちらさまでしょっ!」

いつの間にか目の前に女性が立っていた。ふわりとした髪、優しい微笑み――「綺麗」より「可愛い」タイプの人だ。
ココの住人だろうか。俺は言う。

('A`) 「桜荘の新しい家主をすることになった、欝田といいます。あなたは……?」

ζ(゚ー゚*ζ 「ああ! すっかり自己紹介を忘れていたわ、わたしったら! 202号室の出玲といいますわ!」

……ずいぶんと変わった喋り方をする女性だ。美しいことには変わりはないが。

ζ(^ー^*ζ 「……宜しかったら、貴方の部屋までご案内しましょうか? 何号室ですか?」

二階建て、空き家は一つ、部屋六畳。家賃五万で駅から五分。庭には桜の木が一本。
これから過ごすことになる桜荘で、たくさんの変な住人と悲喜こもごもの人生と出会うことを、俺はまだ知らない。



231 名前:>>196【お引っ越し】:2011/04/05(火) 22:21:50.99 ID:WrL8/a2a0
('A`)「おうおう、随分とまぁ寂しくなったもんだ」

( ^ω^)「仕方ないお、荷物はもう持っていってもらったんだから」

('A`)「この部屋で、色々馬鹿やったのが懐かしいな」

( ^ω^)「だおだお。ジョルジュがその窓からリバースした時は大騒ぎだったおね」

('A`)「そんな事もあったなぁ」

( ^ω^)「……」

('A`)「……」

( ^ω^)「……そしたら、そろそろ行くお。そろそろ出ないと列車の時間に間に合わないお」

('A`)「おう、分かった。忘れ物は無いんだろ?」

( ^ω^)「この部屋見てどこに忘れ物が――アーッ!!」

('A`)「どうした? いきなり大声上げて」

(; ^ω^)「列車の切符、荷物の中に入れっぱなしだったお! ドクオ、すまんけど金貸してくれないかお!?
      トラック戻ってくるの待ってたら乗り遅れちゃうお!」

(;'A`)「何だとっ!? ……ったく、お前って奴は。しょうがねぇな、ほらよ」

サンクスだお! そう言ってヤツは金を受け取ると、大慌てで駆け出していった。

('∀`)「……じゃあな、親友」

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( ^ω^)雪の日のようです


822 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/05(火) 05:16:04.82 ID:ezgtj7cJ0
( ^ω^)「……」

川 ゚ -゚)「今年もよく降るな」

ξ*゚⊿゚)ξ「去年よりも降ってるわね」

川 ゚ -゚)「こんだけ降れば、どこか家がつぶれてもおかしくないな」

ξ*゚⊿゚)ξ「そういえば、昨日電話で、雪のせいでドクオ家の天井が抜けたっていってたわ」

川 - -)「相変わらず面白い人生歩んでるなアイツは」

ξ*-⊿-)ξ「だってドクオだもの」

( ^ω^)「……」


824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/05(火) 05:18:37.24 ID:ezgtj7cJ0
川 ゚ -゚)”「……どうしたんだ内藤?」

ξ*゚⊿゚)ξ「そうね。さっきから大人しいわね」

( ^ω^)「……いや…なんか…色々わかんなくて…」

川 ゚ -゚)「なんだ。分からないことがあるならいってみろ」

ξ*゚⊿゚)ξ「そうよ?ブーンぐらいの悩みなら簡単に解決してあげるわよ?」

( ^ω^)「……ツンの言い方には悪意があるおね……とりあえず聞いてくれるかお?」

「おう」

「どんときなさい」


「なんで僕の部屋でくつろいでるんだお」




( ^ω^)雪の日のようです

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('A`)は謙虚なようです


555 名前:('A`)は謙虚なようです:2011/04/04(月) 23:52:51.67 ID:W6Cdftx/0
( ・∀・)「明日から春休みだが、先生おまえたちの為を思って宿題を用意した。ちゃんとやってくるように」

一同「ええ~」

( ・∀・)「はい静かに。呼ばれた人から順に取りに来なさい、ブーン」

( ^ω^)「はいだお」

( ・∀・)「ショボン」

(´・ω・`)「はい」

( ・∀・)「ドクオ」

('A`)「いやいや先生、こんなもの受け取れませんよ」

( ・∀・)「いいから持って行きなさい」

('A`)「いやいやいやいやこんないいもの頂いちゃったら僕が上から怒られるんで」

( ・∀・)「上って誰だよ、いいからさっさとしろ」

('A`)「はい」



            ('A`)は謙虚なようです

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( ・∀・)花一匁 のようです



449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/04(月) 23:27:15.26 ID:BEndk5hkO


かってうれしい花一匁

まけてくやしい花一匁


あの子が欲しい

あの子じゃわからん

この子が欲しい

この子じゃわからん


そうだんしよう


( ・∀・)「そうしよう」



( ・∀・)花一匁 のようです

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1レスお題【夢】


619 名前:>>595 【夢】:2011/04/05(火) 00:40:43.20 ID:vZNoQhz2O

「夢」という言葉は嫌いだった。
「夢」と言ってしまうと、それがただの幻想か妄想でしか無くなってしまう気がしたから。


o川*゚ー゚)o「将来の夢……?」

('A`)「そ、将来の夢」

o川*゚ー゚)o「そうだなー……。好きな人と結婚して、幸せな家庭を築けたらいいな」


彼女はそんな夢を語った。
幼い頃から一緒にいた彼女の夢を俺はただの妄想にしたくはなかった。

だから俺は身を引いた。
彼女が幸せになれるように、と。


全てに気づいた時には、もう手遅れだった。
彼女が求めた幸せには、俺が必要だったのだ。

俺は自分を呪った。
結局、彼女の夢をただの「夢」にしたのは俺自身だ。
俺が彼女の夢をただの「夢」にして、彼女を傷つけたのだ。

俺は「夢」という言葉は嫌いだ。
だが、俺が彼女を傷つけた事実が「夢」ならばどれほどよかったろうか。

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