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/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ


149 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ [sage] 投稿日:2010/04/04(日) 10:29:01 発信元:59.135.38.147
誰かいるかな? 投下させていただきます。連載希望作品です

投下前に二言、三言

・この話は、新ジャンル遊びとブーン系小説のコラボをと考え書きためていたものです。タイトルはその名残です

・途中、話の流れで新ジャンルキャラの話題が出てきます。新ジャンルなんか知らねーよって人はごめんなさい

・自分の携帯だと女AAの目の部分が表示されないので、若干修正を加えながら投下します。不都合があったらご指摘お願いします


150 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 1/10[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 10:31:46 発信元:59.135.38.148
今はアラブと呼ばれる場所に、かつて栄えたる国ひとつあり

その国の玉座に治まるは一人の王

王には美しき妃がいたが、妃は王の目を盗み

夜な夜な不埒な行為に走る

王は妃の不貞を知り、妃を己の刃に掛けた

それより王は、夜毎娘を一人呼び

慰みものとした末に殺していった

王の怒りは収まらず、今日も娘の血が流れる

王の怒りを止めるは誰か

王の怒りを止めるは誰か



152 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 2/10[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 10:35:04 発信元:59.135.38.146
・・・

(´・ω・`)「あぁ、一体私にどうしろと言うのだ……」

ζ(゚ー゚*ζ 「失礼致します。お父様、お食事の用意が整いました」

(´・ω・`)「おぉ、娘よ。悪いが私は今それどころではないのだ」

ζ(゚ー゚*ζ 「どうなさったのですか? いつもならどれほど忙しくとも、お食事を欠かしたことはありませんでしたのに」

(´・ω・`)「娘よ。実は今、私にはある重大な悩みがあるのだ。とても食事が喉を通る心境ではない」

ζ(゚ー゚*ζ 「執務は順調ではありませんか。私にはそれほど思い悩む出来事があるようには見えませぬ」

(´・ω・`)「そちにはそうも見えよう。しかし、私には王より仰せつかった別の仕事がある。それが今、私の頭を悩ませておるのだ」

ζ(゚ー゚*ζ 「お父様。どうかその悩み、私にお話ししていただけませんでしょうか」

(´・ω・`)「そちに話したところで、どうなるものでもない」

ζ(゚ー゚*ζ 「いいえ。悩みは人に話した時点で軽くなるもの。ですからどうかこの私に、お父様の力添えをすることをお許し下さいませ」」

(´・ω・`)「そういったものか」

ζ(゚ー゚*ζ 「はい」

(´・ω・`)「ならば、少しだけ話してみるかの」


153 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 3/10[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 10:39:24 発信元:59.135.38.150
(´・ω・`)「私が悩んでいるのは、他ならぬ我が国の国王のことなのだ」

ζ(゚ー゚*ζ 「王様がどうかされたのですか? まさか、ご病気を患っているとか……」

(´・ω・`)「そうではない……いや、ある意味ではそれも当たっている。王は心を病んでおられるのだ」

ζ(゚ー゚*ζ 「お父様、それはどういうことなのでしょう」

(´・ω・`)「これはお前だから話すがな、王は数ヶ月前、お妃様が若い男に走ったのを知り、逆上して殺してしまわれたのだ」

ζ(゚ー゚*ζ 「まぁ。お妃様は王様と離縁なされて、国元へお帰りあそばされたのではないのですか?」

(´・ω・`)「表向きはそうなっておる。しかし、事実は違う。本当はお妃様は、王の歯牙にかかり命を落としたのじゃ」

(´・ω・`)「それより毎晩、王は夜伽の相手を求めておる。しかし、その相手が帰ってきたことは未だない」

ζ(゚ー゚*ζ 「お父様は、その相手を探してらしたのですね」

(´・ω・`)「そうだ。宮廷女官は薄々何かを感じておるのか夜伽を拒む。かといって、

      平民や奴隷の娘をあてがっては王に対し失礼に当たろう」

ζ(゚ー゚*ζ 「心中、お察しします」

(´・ω・`)「一体どうしたものか。私が相手を用意出来なければ、次に飛ぶのは私の首だ」

ζ(゚ー゚*ζ 「簡単なことですわ。お父様、今宵の王の夜伽は、私がお相手いたします」

(;´・ω・`)「な、なんと!?」

169 名前:いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 投稿日:2010/04/04(日) 11:30:36 発信元:59.135.38.143
あーしまった。1レス飛ばして書いてた。>>153と>>155の間にこれを入れて補完して下さい


(;´・ω・`)「それは誠か? 王の相手をすれば、お前の命がないのやもしれぬのだぞ」

ζ(゚ー゚*ζ「いいえ。そのようなことにはなりませぬ。私は、王が心を病む前の寛大なご様子を存じておりますゆえ」

(;´・ω・`)「しかし、私は心配だ。もしそなたが他の女官のように帰らぬ身となっては、私は王へ何をしでかすか分からぬ」

ζ(゚ー゚*ζ「けれど、私がゆかねば犠牲は増えるばかり。それに私とて、何もせずに殺められる訳ではありませぬ」

(;´・ω・`)「何か、王を改心させる術でもあるのか?」

ζ(゚ー゚*ζ「はい。ここはひとまず私を信用なさって、王へお目通しする手筈を整えて下さいまし」

(;´・ω・`)「ううむ、分かった。お前がそこまで申すなら、今宵のこと全て、お前に任せてみよう」

ζ(゚ー゚*ζ「ありがとうございます、お父様」


155 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 5/10[sage >>154、把握] 投稿日:2010/04/04(日) 10:46:35 発信元:59.135.38.142
―――その夜

(´・ω・`)「失礼致します」

/ ,' 3 「大臣か、入れ」

(´・ω・`)「はい」

/ ,' 3 「どうだ。今宵の夜伽の相手、見つかったか?」

(´・ω・`)「それはもちろん。今宵は僭越ながら、本人たっての希望により、私の娘が王のお相手をさせて頂きます」

/ ,' 3 「ほぅ、そちの娘とな。余の相手をした者がどうなるか知らぬ訳ではあるまいに、勇敢なことじゃ」

(;´・ω・`)「は、ははっ……」

/ ,' 3 「ふふん、我が身可愛さに娘を売るか。貴様はほとほと下卑た父親じゃのう」

(;´・ω・`)「い、いえ……そのようなことは……」

/ ,' 3 「図星か? 狼狽えておるではないか。それより、早うそちの娘とやらをここへ連れてまいれ」

(;´・ω・`)「は、はい。さすれば今しばらくお待ちを……」


156 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 6/10[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 10:51:17 発信元:59.135.38.144
ζ(゚ー゚*ζ「失礼致します」

(;´・ω・`)「王様、こちらが私の娘でございます」

/ ,' 3 「ほぅ。狸の娘にしては、整った顔立ちをしておるではないか」

(;´・ω・`)「では、あとはお二人でごゆるりと……」

/ ,' 3 「ふん、臆病者めが。あやつに用などない。娘、近う寄れ」

ζ(゚ー゚*ζ「はい」

/ ,' 3 「一応聞いておくが、貴様のような生娘でも、余が何を求めているかは分かっておろうな」

ζ(゚ー゚*ζ「無論、存じ上げております」

/ ,' 3 「ならば、余の快楽のため全身余すことなく使って奉仕せよ。余が満足せぬ時は、そちのその細い首、ないものと思え」

ζ(゚ー゚*ζ「王様。お世継ぎをこさえるのも大事ですが、その前に私は王様に、一つお話したいことがあるのです」

/ ,' 3 「何? 王たる余に何を話すというのだ」

ζ(゚ー゚*ζ「その前に、まずはその枕元の剣をお納め下さい。でないと私は、恐ろしくて近寄ることもままなりませぬ」

/ ,' 3 「目ざとい娘よ。だが、これは余の命を狙う刺客を討つためのもの。おいそれと手放す訳にはいかぬ」

ζ(゚ー゚*ζ「左様でございましたか。そうとは知らず、短慮であった私をお許し下さいませ」


157 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 7/10[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 10:53:43 発信元:59.135.38.142
/ ,' 3 「して、余に話したいこととはなんじゃ」

ζ(゚ー゚*ζ「はい。私が王様にお話したかったのは、私めの夢の話でございます」

/ ,' 3 「夢だと? そのような些末なことに、余が耳を傾けると思うたか」

ζ(゚ー゚*ζ「いいえ。ですが、ひと度耳をお貸し頂けたならば、王様はきっと私の話を最後まで聞きたいと思うようになりまする」

/ ,' 3 「そうか。では、つまらぬ話をした場合はそちの命をもらおうか」

ζ(゚ー゚*ζ「はい。もしも私の話をつまらないと感じましたら、その剣で私の首を刎ねてくださいませ」

/ ,' 3 「なんとも、肚の座った娘よ。ならば好きに語るがよい」

ζ(゚ー゚*ζ「はい。では、お話させていただきます」

・・・

ζ(゚ー゚*ζ「それはいつの頃からだったでしょうか。私の夢に、毎夜見たこともない国の情景が浮かぶようになりました」

ζ(゚ー゚*ζ「その国には王族も平民も奴隷もなく、全ての者が同じく立ち働き、学び、そして遊ぶことの出来る世のようでございました」

ζ(゚ー゚*ζ「その世界で、私は一人の娘となっているのです。年背格好は十六、七で、

  砂漠の砂のような金色の髪をした、それはそれは美しい娘でした」

159 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 8/10[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 10:56:46 発信元:59.135.38.150
【ツンデレ】

ζ(゚ー゚*ζ「その娘というのが、例えるならば王の携えたるその剣のような言葉を吐くのです」

/ ,' 3 「なに? それはどういう意味だ」

ζ(゚ー゚*ζ「その娘の言葉は剣のように鋭く尖り、辛辣で、聞く者にとっては時として反感さえ抱きかねないものなのでございます」

/ ,' 3 「女は従順でさえあればよい。そのような横柄な娘、余の前に現れたら叩き切ってくれよう」

ζ(゚ー゚*ζ「人は従順であるばかりが能ではございません。それが証拠に、私は夢の中で、一人の殿方を愛しておりました」

ζ(゚ー゚*ζ「その娘は、意中の殿方の前では厳しい言葉や態度を取ってしまうのです。きっと、

      その殿方に本心を気取られるのが恥ずかしかったのでございましょう」

/ ,' 3 「恥じらうがゆえに辛く当たるなど、愚行ではないか」

ζ(゚ー゚*ζ「そうでしょうか。私には、その娘の気持ちが痛いほどに分かるのです」

/ ,' 3 「むう、何故だ?」

ζ(゚ー゚*ζ「その娘は、強く生まれてしまったがゆえにそのような態度しか取れず、

      そのことで己自身、苦しんでいたからにございます」

/ ,' 3 「むう……」


160 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 9/10[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 11:03:05 発信元:59.135.38.148
ζ(゚ー゚*ζ「人へ思いが伝えられないというのは、思う以上に悔しく歯痒いものです」

ζ(゚ー゚*ζ「ゆえにその娘も、殿方に稀に思いが伝わることがあれば、内心では喜んでいたのです」

ζ(゚ー゚*ζ「ですが、強く不器用であるが故に素直にそれを口にすることが出来ず、大半は殿方との

      溝を深める結果になってしまう。これはそういう悲しい性を持った娘なのです」

/ ,' 3 「ふむ……して、その娘は一体どうなったのじゃ。思い人と結ばれたのかそうでないのか」

ζ(゚ー゚*ζ「それはまた、明日の夜にお話いたしましょう。今宵はここまでにございます」

/ ,' 3 「なんだと?」

ζ(゚ー゚*ζ「明日、今一度私をお呼び下されば、今宵の続きを話して差し上げることも叶いましょう」

/ ,' 3 「ならぬ、今言うのだ。悔しいが余はそちの言う通り、最後までその話を聞きとうなったわ」

ζ(゚ー゚*ζ「ありがたいお言葉、痛み入ります。ですが、どちらにしろ私の夢は、長くて一晩では語れぬのです」

/ ,' 3 「ならば、夜伽なぞ後回しで構わぬ。その剣のような言葉を持った少女の話、明日も余に聞かせてみせよ」

ζ(゚ー゚*ζ「畏まりました。それでは今宵は、ここで幕とさせて頂きまする」

ζ(^ー^*ζ「王様、どうか良い夢を」

/ ,' 3 「うむ」


162 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ 10/10[sage] 投稿日:2010/04/04(日) 11:06:45 発信元:59.135.38.149
―――

ζ(゚ー゚*ζ「ただいま戻りました、お父様」

(´・ω・`)「おぉ! よくぞ五体満足で帰ってきた。私は心配していたぞ」

ζ(゚ー゚*ζ「そのように心配なさらなくても…」

(´・ω・`)「心配するに決まっておろうが! しかし、何事もなくて本当に良かった」

(´・ω・`)「私のせいでお前に何かあっては、死んでも死にきれんからな」

ζ(゚ー゚*ζ「ご安心を。王様は、そのような無体をなさる方ではございません」

(´・ω・`)「馬鹿な。お前は一体どのような手を使って、あの王の魔手から逃れたのだ?」

ζ(゚ー゚*ζ「どのようなと言われましても、私はただ王様とお話をさせていただいただけでございますわ」

(´・ω・`)「佐用なことがあるものか。言葉で王が説得出来るなら、私はお前の手を煩わさずとも済んだはずであろう」

ζ(゚ー゚*ζ「そうですね。私から一つだけ言えるのは、人は人の恋路に一方ならぬ興味を持つ、ということだけでしょうか」

(´・ω・`)「それがどういう意味かは分からぬが、とにかく良かった。さぁ、今日はゆっくり休むがよい」

ζ(゚ー゚*ζ「はい。それでは、明日の晩も王の元へ通わねばなりませぬゆえ、今日はお休みさせていただきます」

(;´・ω・`)「な、何っ!? ちょっと待てそれはどういうことだ……」

ζ(゚ー゚*ζ「それではお父様、お休みなさいませ」

163 名前:/ ,' 3 新ジャンル千夜一夜のようです ζ(゚ー゚*ζ [sage] 投稿日:2010/04/04(日) 11:08:43 発信元:59.135.38.144
支援ありがとうございました。
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